Moral Hazard!!

ドラマーが音楽やホームページやガラクタを作るよ。

名残豪雪

No Comment 駄日記

こんばんわ、やっちんです。
無事に神戸に帰ってこれました。

ちょっと時間が早いけど、3月8日分の日記を更新しておきます。
いつオチちゃうかわからないほどラリっているので。

では今日の更新↓。

(あらすじ)

昨日長かったツアーが終了し、熊本県から神戸に帰ろうと車を走らせていたナチュパソ一行。
九州熊本から福岡に差し掛かったばかりのところでまさかの雪で高速通行止め
立ち寄ったサービスエリアがしょぼいために車中泊を余儀なくされる一行。
皆、疲れから毛布をかぶって寝に入るが、やっちんはなぜか眠れない。
そこで暇つぶしに自分のHPの掲示板に書き込みをしたりして時間を潰していた。
(以下、書き込みの内容)



午前四時。
皆寝たが、運転席で毛布なしは生き地獄。
あまりの寒さにサービスエリアに逃げ込むもまったく客はいなく、
ベンチでうとうとする僕の横をこれ見よがしに掃き掃除するおっさんに殺意を覚え、お土産品を片っ端から蹴り飛ばしたい衝動に駆られるのを残り少ない理性で押さえる。
でも悔しいので、無料サービスのお茶を入れてわざとこぼしてみたり。

午前五時。
寒さは変わらず、
昔故郷に残してきた女(SONYVAIO)に思いを馳せる。
決して器量よしとは言えなかったがよく出来た女だった。
あいつは楽したいがために才女(DELL)に乗り換えた俺をまだ憎んでいるだろうか…?
愛とはいつだって身勝手なものである。雪は、しんしんと降り積もる。

午前六時。
雪が止む気配はない。
突然、僕らのほかに車中泊するつもりであったろう車が何台か動いた。
僕はまさか!?通行止め解除か!?と淡い期待を込めて電光掲示板を見に走る。
通行禁止範囲が二倍に増えていた。
深い絶望感に両肩を掴まれるも、自分がこの旅にカイロを用意していた事を思い出す。
慌ててカイロを取出し、ズボンのポケットに突っ込む。
しばらくしてえもいわれぬ快感が僕を暖かく包む。雪はまだまだ止みそうにない。

午前八時。
カイロを全身に這わせたり、
車のエンジンをつけてはけしてとさまざまな方法で暖を取ろうとしながらいつしかうとうとと…。
気が付けば午前八時。
サービスエリアは何事もなかったかのように賑わっていた。
誰もここで八甲田山があったことなど、知らない。神戸に…帰ろう。

午後4時。
起きたら兵庫県西端の龍野にいた。
どうやら山口を出たところからずっと寝ていたらしく、広島、岡山を完全にワープしていた。
眠い目をこすりながら自宅に着く。
まさかの九州の雪で足止めされた僕の旅もここで終わる。






北神戸も積もりまくってた。

(どんなところに住んでるねん)