Moral Hazard!!

ドラマーが音楽やホームページやガラクタを作るよ。

外出嫌い王

No Comment 駄日記

こんにちわ、今年は空梅雨になるのか?やっちんです。

昨日夕方、家にて。

弟「やっくん、こないだ言ってたラテンジャズ、見に行かん?」

僕「ぼくちゃんお外に出たくない。」

弟「ドラムとピアノの人が絶対やばい(いい意味で)から行こう!」

僕「(パソコン画面指差して)この写真めっちゃ面白くない?」

弟「あんたのドラムの勉強になるから!家を出なあかんて!

僕「雨の日はパソコンって決めてるねん。」

弟「晴れててもやろ!行きは俺が運転するから!」

僕「え~・・・じゃぁ・・・いくぅ。」

なんですかこの会話は。
兄貴、完全に生きながら死んでるリビングデッドなんですけど。

ちなみに弟はなぜか家族の団欒をかなり大事にしていて、
家族4人(真ん中の弟が今一人暮らししているので)が一緒に食卓を囲むと

「おお、今日は全員そろっての食事や!」

などと喜ぶ、ちょっと変わった奴です。

以前僕がパソコンで何か作業(遊びじゃなくて)をしているときに
親に自分の部屋で食べながらすると伝え、
親がお盆にご飯を載せて持ってこようとしていた所、

「親がそんなのだから引きこもりが生まれるねん!」

と怒り出す始末。
なんかまるで僕生きてる価値なし。

まぁ確かに言いたいことはわかりますが。
君の目には僕はリアル引きこもりに見えてたのね。

弟「うん、ドラムやってなかったらあんた生ごみやん。」

らしいです。

てな感じで、ラテンジャズを見に行ってきました。
なんでも弟のバイト先の友人がドラムをやっていて、
そこの先生が演奏するってことで。
その道ではけっこう有名な人なのかな?

結果から言うと、すごく良かったです。
ベースの人はプエルトリコ人なんかな?
ピアノの人は打楽器みたいに鍵盤を殴りつけるわ、
ベースはずっと叫んでいるわ。

でもそこで一番印象に残ったのは

ドラムセットがしょぼいこと。

大体ドラマーはスネアドラム(小太鼓)だけを
持ち込んで、ドラムセットはライブハウスにあるものを使います。
(ドラムセットは大きくて重いからね)

もちろん僕もそうです。
そしてライブハウスによってドラムのメーカーが違ったりすることで
演奏にも影響が出てきます。

僕なんかはおっちょこちょいだから、
普段使っているメーカーと違うとどこかのねじを閉め忘れたりするし、ドラムセットによってはすごく叩きにくかったりします。

そして昨日行ったところのドラムセットは
お世辞にもいい状態とは言えず、
太鼓の皮が破れているのをガムテープで止めていたり、
明らかに太鼓の口径がおかしくて、低音が出ないのだけを
マイクで拾ってボリュームを稼いでいたり。

正直ライブが心配になりましたが、
実際始まったらそんなことはどこへやら。
素晴らしい演奏を聞かせてくれました。
ああ、弘法って筆を選ばないんだなぁ・・・って。

もちろんレコーディングなんかでいい楽器を使うのは
必要ですが、お粗末な楽器でもいいライブは出来る!
ということをまざまざと見せ付けられました。
(あのセットで「スペイン」ラテンアレンジを聞かされちゃぁねぇ。)

つまり自分の演奏が不味かったのを
楽器のせいには出来ないなぁ・・・と。

よし、刺激も受けたし、明日の練習スタジオ予約しよっと!

受付の人「明日のその時間は埋まってますねぇ・・・」

(ま、負けない!)