Moral Hazard!!

ドラマーが音楽やホームページやガラクタを作るよ。

音撃!踊るアイツを迎え撃て!

No Comment Music

タンバリンが沢山溜まってきて我が部屋はタンバリン工場と成り果てました

音撃!踊るアイツを迎え撃て! ~タンバリン音比べ~

はいはいこんちわ。
ドラマーってのは結局チンドン屋でありまして、アコースティックライブなどの際に
「ドラマーはタンバリンでも振ってろ」
と言われる事は多いであります。
最近アコースティック編成でライブを行う人も増えて、ドラマーはたいていカホンを使いますが、何故かボンゴでバンドに参加している偏屈もおります。
大体何の曲を演奏しても民族っぽくなります。

やること無くてタンバリンだったらタンバリンが目立ってやろうじゃねぇか!
力いっぱいかき鳴らす!

うるさいって言われました。
そんなもんです。

まぁそんな比較的可愛そうなポップロックバンドのタンバリニストですが、じゃあタンバリンってのはつまんない楽器か?というとさにあらず。

実際にタンバリンでリズムをキープするのは慣れるまで難しいし、ドラマーだったらレコーディング時に使うことが多いですが、自分のドラムに合わせてタンバリンをダビングすると、自分のアラとか分かってめっちゃ凹む。

そして本物のパーカッショニストに持たせるとやっぱ違います。
(僕が持つと?違いません。)
最近とあるバンドのパーカッショニストを見る機会がありましたが、やっぱ凄かったです。色んなパーカッションが流れるように鳴らされるのは見てて楽しい美しい。

で、先日行われた某バンドのレコーディングで、タンバリンが一つ増えました。
まぁ僕が持っていくのを忘れたからなんですけど、ラッキー。

1

ドラマー何年もやってたらタンバリンがたまるたまる。
本当はあと2,3個あるんだけど、探して見つからなかったから今回はこれだけ。

この愛しいタンバリンたちの名前は、
左上からサンダース、メアリー、リトルジョン、
下段がンゴイ、マーガレット、清少納言です。

全部嘘です。
今適当につけました。

2

普段アコースティックライブで使っているタンバリン、リトルジョンです。
メーカーはMAXTONE、ごくごく普通の新兵です。
目だった特長はなく、振りやすいから使っております。
リトルジョンの音

3

アルミボディーのメアリー。
そのロリータな風貌から聞こえる軽快な金属っぽいサスティーンは最近お気に入り。
メアリーの声

4

大口径の丸形タンバリン、マーガレット。
そのじゃじゃ馬でグラマラスな曲線はわがままにも振り手を選び、
簡単に言うと振るのが難しい。
何故か僕とベースのM上君と友人3人のプリクラが貼られたままだったりします。
マーガレットのわななき

5

木製の胴を持つ古風な女性は清少納言。
清楚な外見に似合わず大胆な木の響き。
疲れた貴方を三つ指ついてお待ちしております。
清少納言の嬌声

6

最近東京から転属してきました、サンダース軍曹。
ブラス(真鍮)の突き抜ける攻撃力が歴戦の猛者を思わせます。
サンダース軍曹の吶喊

7

文化などというものとはおよそ無縁の生を送ってきたンゴイさん。
チープながらも特徴的な音は病み付きになります。
ンゴイさんの長槍

さて、タンバリンを持って日本中を駆け巡るワタクシ、ライブを行う場所がテナント内だったり、狭い空間だった場合など、音量を調節する必要があります。
その場合は、

8

このようにガムテープなどでミュートするとGood。
でも人前でライブするなら荷造り用のガムテープ色は良くないね。

9

何が困るって持ち運ぶ時が一番やっかい。
かばんの中に入れて移動する時はSMさながらの緊縛ショーが展開されます。

10

タンバリン以外にも鳴り物は沢山ありますね。
これはヤマハの鈴。同じ形で2種類あって、音の高低で色が変わります。
鈴の音

11

シェイカーもライブには欠かせません。
お客さんにもらったゴーヤのシェイカーがなんだか鳴りが良くて使ってます。
こないだは某エンジニアと
「果物シェイカーならバナナよりゴーヤだよね!」
「そうだよね、イチゴのやつとか夜道で振ってたら色んな意味で変質者扱いだもんね!」

イチゴじゃなくても夜道では変質者扱いされますよ。
ゴーヤシェイカーの音

12

おなじみ卵型シェイカー。
オーソドックスな音が鳴ります。

中に入ってる砂の大きさで形が変わります。
卵形シェイカーの音

13

俺の名前を言ってみろ!
「タンバリンマスター様です!」

持ってる楽器を全部一気に振ってみました!

後悔しました。
この状態で片手で1眼レフを持って自分で撮影しているのが泣ける。

巨乳アイドルみたいに胸をブルンブルンさせながら鳴らしてるのがもっと泣ける。

おまけ。

iPodなどの携帯プレイヤーに使われる低ビットレートのmp3(ファイル形式)は高音に弱いとよく言われますが、エンコード(変換)に使うソフトでどれだけ音が変わるのか、高音が多く含まれるタンバリンで試してみました。

ノーマル
これがタンバリンの録音に使ったcubaseSX3でmp3にエンコードしたものです。
ビットレートは標準的な128kbps。

itunes
次にcubaseSX3からwavで出力したものをitunesでエンコードしました。
条件は同じ。
明らかに音がつぶれてますね。

wavファイル
ちなみにCDと同じファイル形式であるwavファイルです。
元の音って事ですね。

犬の鳴き声です。
関係ないですね。

高品位のエンコードソフトは高価だったりするので、今回はミンナ大好きitunesで試しました。
昔椎名林檎の幸福論か何かをフリーソフトでエンコードした時に、ギターのチョーキングが凄くつぶれたのが気になってたんですよね。
まぁ圧縮率と音質のバランスってのは聞く人がバランスを取ると言う事で、あくまでネタとして。

エンコードやリッピング(音の吸出し)などは検索したらためになるサイトが死ぬほど沢山あるので(例)、興味ある人は勉強してみてはどうでしょうか?

それでは、ぐだぐだとまた長くなってしまいましたので、さよなら、さよなら、さよなら!