Moral Hazard!!

ドラマーが音楽やホームページやガラクタを作るよ。

ギターが弾ける夢を見た

No Comment DIY,Music

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はいこんばんわ、関西ドラム界のつまはじき者やっちんです。
水戸千葉ミニツアーから帰ってきたらダンボールが2つばかり届いておりました。

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開けるの超下手。

いかにこの中身を待ち望んでいたのかが伺えますね。

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中には怪しげな金属パーツがいくつか。
早速これをいつもの親父の会社に持って行きます。



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すると会社に着いた途端に猛獣に襲われる!
あまりに突然の出来事であったため、シャッターがぶれてしまったが
どうやらライオンのようだ。
志村!後ろ~~~!

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「地球のみんな!オラに力を分けてくれ!」
悟空が放った元気玉(画面右上)も難なくよけられてしまう。
しかも動きが早すぎて捉えられない!
このまま地球は滅んでしまうのか!?

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うん、なんか犬が凄い勢いで遊べって来るの。
正直超邪魔。

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というわけで、以前出てきたこの太鼓。
今回の材料はこれです。

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このフロアタムという太鼓をバスドラム(足で踏む太鼓)に変えちゃうんですね。
なにやら先程の部品を取り付けていきます。
(写真ではつけ方を間違ってます。説明書読めよ!)

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そして最低限の楽器を加えてほら出来た!ミニドラムキット!

え~っと次はこの太鼓の中に入れるミュート(消音布)だな…。

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僕が頑張って組み上げたそのドラム、消音布を探してちょっと目を離しているすきに
ダイちゃん(犬)にペダルを踏ませようとする親父。
そして訝しげにこちらを見ているプードルが2匹。

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「これとかミュート(消音布)にどう?」

ご丁寧にも自分の寝ている毛布を持ってきてくれるダイちゃん。
いや、それめちゃ汚いから今回は遠慮しておく。

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そして太鼓の中にミュートを詰めて完成!
(右上に背後霊が!?)

早速叩こうと思ったらペダルがダイちゃんのよだれでベトベトでしたが、案外チューニング適当でもいい音でなりました。

これでドラムの出前が出来るぞ!

得意技はキャプチュード

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はいこんばんわ!
今日も僕の自慰行為の時間が始まるよ!

前回ドラムキットを組んだ私でしたが、いくら親父の会社の倉庫を使って組んだとはいえ、会社営業中に全力でドカスカ叩くのは気が引けます。

というわけで、ドラムの各パーツにミュート(今回の場合は消音)します。
生ドラムの練習用消音器具は各種メーカーから出ているのですが、ヤフオクで見ただけでも5000円以上かかります。
とてもそんな金は無いので、自作することにしました。

~用意するもの~

・各種太鼓のフープ
・ゴム
・牛肉 300g位
・玉ねぎ 1個
・シメジ 半株
まず材料ですが、親父の会社に転がっていた4㎜厚のゴムをもらいました。
あと今回は薄切り肉を使いましたが、ステーキ用の肉を使えばゴージャス感が増します。

① 牛肉を2~3cm幅に切り、塩・コショーで下味をつける。

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まずはかっぱらってきたゴムに各種太鼓のフープ(金具)をおいて寸法を測ります。これで図った大きさにゴムを切って、太鼓の上においてミュートするわけです。

② たまねぎ、マッシュルームを薄切りにする。

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16インチのフロアタムはちょうど16インチのシンバルと同じです。
だからといってフープを外すのをめんどくさがってシンバルの大きさにカットすると、サイズがぴったり過ぎて困ることになります。
③ フライパンにサラダ油を熱し、牛肉、たまねぎ、マッシュルームを炒める。

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ごついはさみを使って次々くりぬいていきます。

④ 冷蔵庫に入れて一晩寝かす。

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綺麗にくりぬけました。

⑤ 最初は強火、灰汁が出てきたら弱火に切り替え、灰汁を取る。

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これを各太鼓に乗せます。写真では分かりづらいですが、実際にこの状態でドラムを叩くとポコポコと全然鳴らなくなっています。

⑥ しんなりしてきたら小麦粉をふり入れ全体にからめるように混ぜ合わせる。

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太鼓が終われば次はシンバルです。
先程くりぬいた残りのゴムの端っこをシンバルに合わせます。

⑦ ④に水で溶いたブイヨンを少しずつ加えて溶きのばす。

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まず約4分の1強をシンバルに重ねて切り抜きます。
シンバルは円形ですが、実際に叩くのはドラマー側を向いたこれくらいのサイズで十分ですから。そしてシンバルの真ん中に開いているのと同じ穴を開けるわけですが、ここで親父を呼びます。
「ゴムに穴を開けたいんやが。」

⑧ ケチャップ、ウスターソースを加え、塩・コショーで味を整え3分ほど煮る。

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立ってるものは親でも使え!の教えどおりに親を使って穴を開けます。
召還された親父は、足にサカって来る愛犬を振り払いながらポンチとハンマーでゴムに書いた印を円形にくりぬきます。

⑨ 生クリームを加え軽く火を通して火を止める。

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盛っている犬です。
近いうちにダイエット用餌に切り替えられる予定です。

(閑話休題)カロリーが気になる人用のちょっといい話。

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穴をシンバルスタンドに通して、綺麗なシンバル用ミュートが出来ました。

⑩ とどめに場外でのびている相手に向かってトペ・コンヒーロ

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小麦粉にイカ墨を練りこんであるのでちょっと固めですが、その分歯が汚れることは無いため、気軽に食べられます。

⑪ 完成。

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そしてミュート完成。
これで騒音を気にせずにガンガンドラムが叩けますね。
お好みで山椒なんかをまぶしてみてもいいかもしれません。

先輩のボディが効いたんじゃないですか?

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というわけで前回ドラムセットらしきものが完成してひと段落。
お茶を飲んで気を落ち着けたところで、ドラムに目をやる。

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ん~いいね。
前回からずっとドラムの左後ろにケーナ(笛)製作用の竹が山盛りに積まれてるんだけど、この人(親父)仕事してるのかな?
居候しててなんだけど。

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うん、なんかね、マイクスタンドが運ばれてきた。

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あと、電子工業の会社なのに、マイクがある。何個も。

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以前日記で紹介しましたが、うちの親父はオーディオマニアという顔を持っています。なんか色々機材を持って眺めて悦に入る変人らしいよ。
たまにケーナのバンドを録音したりしてるらしいんだ。

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そしてこれらの機材が意味するのはただひとつ!

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ドラムを録音してみようのコーナー!
適当にマイクを立てる。

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そして適当にドラムを叩きながら卓(中央のツマミが沢山付いてる機械)の入力を調整してもらう。
そしてパソコンに録音するわけだ。
パソコンは親父のDell、うちは家族でDellを使っているので、Dellの人見てたら何かください。
ソフトは全然使いこなせてないCubaseSX2です。

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そして犬はラブラドールレトリバーです。
若干不細工です。

つうわけで、録音してみました。

test

ちなみにファイルをmp3に圧縮してあるので聞き取りづらいかもしれませんが、ミュートもほとんどしていないため、凄いサスティン(残響音)が長くなりっぱなし、他にもタムにフロアがめちゃでかい、チューニングめちゃくちゃ!など、適当具合を上げればキリが無いです。
が、ドラム自体が死んでなくてちゃんと音が鳴ることが分かっただけでもこの実験は成功!です。はい。

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いつまでも研究室にドラムを置いておくわけには行かないので、ひとまず倉庫へもって行く。
まずは倉庫のお掃除をしないといけないので、掃除機「サンコス君」を用意。

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これがかなりの攻撃力で、あっという間にゴミが無くなっていく。
見づらいけど、写真手前が掃除済み。白いのはなんか砂。

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てなわけで、ドラムセットには今日は倉庫に眠ってもらいます。
それでは、また。

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おまけ、空飛ぶ冷蔵庫。

名はともかく実にドラムになる!

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はいど~も!
ごく一部の方々の熱い支持を受けて帰ってきましたよ!
ドラムマニアックス!
このコーナーは単に自分の自慰行為を延々と行うコーナーです。
あんまり面白くないよ。
まぁ元々このサイトがそんなに面白いわけでもないんだけどね。
しかも第一回で終わりそうなのが怖い。

~前回までのあらすじ~

特になし。

~あらすじ終わり~

てなわけで、きっかけは
「自作PCを作ろう!」
と思い立ったことから始まります。

でもよく考えたら僕ってドラマーなんですよね。本職。
いくらパソコンが好きだからって自作PCなんて作っている暇があったらドラムを作れ!ってなわけで、早速お金以外の自分のもてる全てを使ってドラムを完成させて見ましょう!
レッツ DIY!
まずはドラムに必要なもの。
ドラムってのはたくさんの楽器の集合体ですから、それを集めると膨大な数になり、またとんでもない金額がかかってしまいます。
ちなみに自分がほしいドラムセットを金に任せて買うと、100万を超えます。
恐ろしい…。
今回は自分のコネをフルに使いまくって出来るところまでやってみましょう。

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はい、というわけでまず必要なのはドラムセット本体。
いくつかの太鼓からなるこれを某所からかっぱらってきました。手に入れてきました。

いや、通報しないでくださいね?
ちゃんと某筋から平和的に譲ってもらってきたものです。
決してどこかのスタジオから盗んできたとかではありません。
僕の目を見て。濁ってないから。

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よく見たら馬鹿でも気づきますね、太鼓に皮(以下ヘッド)が張っていない。
ちっ、早速出費か…とぼやきながら、私は街へと車を走らせます。

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僕「あの~サイズ計ってきたんですけど~」

ドラムの口径が分からないとヘッドを買えないので、メジャーで計って楽器屋さんへ。
そう、楽器というものは、大体サイズが「インチ」で売られている。
もちろん私はセンチで持っていってなんとなく恥ずかしかった。
(イケテル度 センチ<インチ)

そしてヘッドを揃えたのですが、こんなプラッチック (プラスティックが言えないおじいちゃん語)の薄皮が全部で1万円もしたことに驚きだよね。
この時点で今月のお小遣い警報発令。

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そしてドラムの胴(以下シェル)のほこりを落としてヘッドを乗せてみる。
うん、まるでドラムだね。 これ。

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譲ってもらったドラムはかなり激しく使い込まれており、ボロボロでした。
そんな廃棄を待つばかりのドラムに込める一握りの愛。
皮を張るためのネジも錆びてボロボロ。
かなりのメンテナンスを施さないと使い物になりません。

そんなメンテナンスが出来る場所…。
そう、この写真の現場は我が親父様の会社であります。
電子工業を営んでいる我が父上の研究室ならば、たいていのアイテムは揃っています。(天空の剣とか、アルテマウエポンとか。)
いやぁ~、理系の親の家に生まれてきてよかった。
(ちなみにお金はありません。)

上記の写真はネジにグリス(潤滑剤)を塗っているところ。
親父「モリブデン入りのグリスだからいいぞ、これ。」
だそうですが、 なんのことやら。

聞いたところによると、なんでもこの潤滑油にはモリブデンという鉱物が入っており、普通のグリスよりもいいらしい。(ドラムに向いてるかはまた別問題だが)
まさかいないと思うけど、モリブデンが具体的にどんな効果を果たしているの?って興味がある奇特な人はこちら

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つうか俺自身、モリブデンなんて名前、「風の又三郎」に一瞬出てきたことくらいしか覚えていない。確か又三郎の親父がモリブデンの鉱床を掘っていたような記憶がある…。うろ覚えだけど。
そしてフロアタム(地面に置くタム、16インチ)が完成。
あまりの凛々しい姿に惚れそうになった。危ない。
おいらはそんなに軽い女じゃないもんね!
(女ですらない)

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次に太鼓の上に乗っている太鼓(説明あってるかな?)、タムタム。
これは12インチ。
親父「これはひどいな。太鼓を支える腕の部分のネジがユルユルだ。」
なんか知らん間にドラムいじってんの。親父。
なんでも太鼓を固定するホルダーのネジが限界まで緩んでいたらしい。

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この内側の部分で下の太鼓から伸びている腕を固定するのだが、ここのネジが緩んでいたんだと。

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よく見ないと分からないけど、
てきぱきとネジの付け根になにかを塗りつける親父。
ネジが緩むのを抑える液体らしい。
俺、出番無し。

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そして各金属を受ける部分に同じようにゆるみ止めを塗り、
ネジをキッチリ締める。
こうやって太鼓をひっくり返して辱めることで、ネジの締まりもよくなる。
(嘘です)

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足をつけたり、汚れを取ったり。
あれ、気づいたら俺、写真撮ってるだけだ。

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そして足で叩く部分、バスドラム(22インチ)のヘッドを張り出す。
ごくごくノーマルなサイズの太鼓だ。
ようやく自分の出番になって、嬉々としてヘッドを張り出す僕。

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皮張り完了。まずはここまでやれた自分のガッツに乾杯。
(レモンティーの缶ジュースで)

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シンバルを上下でぱちゃぱちゃやる楽器、ハイハット。
この伝説の武器のうち、シンバル自体は持っていたが、そのシンバルを上下にぱちゃぱちゃやる胴体を持っていなかったので、この際とばかりに購入。
セール商品に割引券を使って1万4千円くらいでGet。
今月は外食禁止になる。

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そしてスネアドラム(小太鼓)には以前ヤフーオークションで競り落としたラディックの不朽の名作、LM402。スタンダードはやっぱいいね。

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そしてついに完成!
親父「太鼓の傷をヤスリがけして、シリコンを塗りこんで磨けばちゃんときれいにな…」
それはまた今度。
今はこの幸せに浸るときだ。

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ハイハット以外のシンバルが無いけど、そこはご愛嬌。
そのうちそろえるさ。
(正確に言うとシンバルはあるけどそれを乗っけるスタンドがない)

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どこから見てもドラムセットじゃないですか!
さぁ、せっかく出来たことだし、これを肴に一杯やるか!

(ドラムマニアックス、死闘編、終了。)

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今日はお前の出番はなし。