Moral Hazard!!

ドラマーが音楽やホームページやガラクタを作るよ。

神戸ソンクラーンのちライブ2016

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おはようございます、やっちんです。

この日、神戸楠寺 瑠璃光苑にてソンクラーンというお水かけ祭りが開催されました。
毎年地○の水責めとみまごうばかりの、水をかけあうお祭りです。
(とても楽しい)

今年は悲しいことに僕自身は風邪を引いてしまい、肝心のお祭りは見学となってしまったのですが、そのあとにワタナベフラワーのライブを行いました。

神戸ソンクラーンお水かけ祭り2016

ライブの模様。
みんなずぶぬれになるまで水をかけあった後なので、ホールが凄い湿度でした。

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まさかのツインドラム。

こちらの和尚こと千葉さんはドラマーでもあり、たくさんドラムを持っております。
この日は2台ドラムがセッティングされており、まさかのツインドラム実現。

左利きドラムとのツインドラムはドラマー同士が対称になるので絵面がとても面白そうです。

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初めてライブ中にドラムを離れる。
これまでのキャリアで人にリズムを預けたことがないので、新鮮でした。

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というわけで風邪を吹っ飛ばすライブで楽しませていただきました。
参加されたみなさん、お疲れ様でした。
(ごほんごほん)

タイ料理

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こんにちは、仕事帰りにタイ料理屋に行ったのですが。
やっちんです。

明らかに近所の家って感じの内装のお店で、タイ人っぽいおばさんが一人で切り盛りしているお店なのですが、お客さんも近所のおばさんが居酒屋帰りによる感じで、みんなちょっとお酒飲んでるんです。

で、僕は静かにご飯を食べていたのですが、隣の席のおばさんが、お店のカレンダーを見て急に

「このカレンダーに○がついてる日ってなんの日?ひょっとしてエッチした日〜?」

とかはしゃぎ出すんです。

もうほんま、お店のオーナーも60オーバーっぽいし、そのお客さんもうちのオカンより絶対歳上なんですよ。
ほんま勘弁してくれと。

考えたくないこと程頭に浮かんでくるじゃないですか?
生春巻きをヌクマム?ナンプラー?に浸してる時にものすごい嫌なものが頭を過るんですよ。
もう味とか分からん。

草々に退散いたしました。
口直しになんか綺麗な写真集を買う勢いでした。

(まっすぐ家に帰ったけれど。)

タイ、香港旅行記 ~5日目、香港へ~

No Comment 旅行記

プーケット最終日。

宿を出て近くのヌードル屋でフォーを食べる。
夕方の飛行機で香港に向かう。

プーケット国際空港で出発までの間、プリングルス「グリルドシュリンプ味」を食べる。
ここにいる間に完全にエビ中毒になったようだ。
しかし色がグロい。味は普通。

ではさらばプーケット!と香港へ飛び立つ。

今回は日本からプーケットへの直行便が無かったため、香港経由のフライト、そしてついでに香港で一日過ごして帰るというスケジュールになった。

飛行機が飛び立ち、機内サービスで食事が出される。
僕の隣にはアジア人なんだけど、目鼻立ちがはっきりしている女性が座っていて、その人越しにスチュワーデスから食べ物をもらったりしていた。
中国かな、それとも朝鮮かな・・・?
とりあえず英語でサンキューだなんだ言っていたのだが、彼女の奥に座っている男の動作がどうもおかしい。

晩御飯のフォークとスプーンでデザートのアイスクリームを切り刻むボケをしながら、こっち向いてずっとドヤ顔。

こちらがその仕草に気づいたからか、身の回りのものを使ってどんどんボケてくる。
うわ!めんどくさ!

とりあえずジェスチャーで突っ込むと、日本語が帰ってきた。

「イジメ!イジメ!」

意味が分からんが、少し日本語が喋れるらしく、片言の日本語と英語でのやり取りで、その女性と男は新婚旅行でプーケットに来ている韓国人と判明。
特に男(同年代っぽい)がノリノリで

「僕は軍人なんだ。位は軍曹。キャプテン・キムって呼んでくれ!」

とか言うので、敬礼で返しておいた。

僕が育った街、神戸は、在日外国人がとても多い。

なかでも韓国、中国、ベトナム人はとても多く、高校生の時は、同級生の中国人と喧嘩になっていきなり頭突きされた事もある。
逆に、下校途中に地下鉄の線路に落ちて痙攣している高校生を救助したら、近くにいたババアに「僕が突き落とした」と勘違いされた事もある。
後日その高校生が同じ高校に通っている事が判明して僕の疑いは晴れたが、彼は日本語がほとんど喋れなかったらしく、ババアに説明できなかったそうだ。
つうか、日本語喋れないのに通えるうちの高校、どうなってんだよ・・・。

まぁ正直、今までの出来事から、中国、韓国人にはあまり良い感情は持っていなかった。

しかしキャプテン・キムはとても気さくで、僕が今まで持っていた韓国人像とはかけ離れていた。
非常にユニークな男で、ずっとゴキゲンなドヤ顔で、僕に結婚式の写真を見せてくれたりした。
ウェディングドレスと、軍服だった。

「本物かい!」

一応日本語で突っ込んでおいた。

昔は自分の周りにいた外国人からしかその国の事を知る事が出来なかったが、今ではこうやって旅行したり、インターネットで現地の人とコミュニケーションがとれる。
日本のメディアではほんと、中共やばい!コンゴで虐殺!エスニッククレンジング!○○○!○○○!(よう書かん)
などの文字が躍り、日本の国旗が燃やされている画面が流れてたりもするが、それは事実の一側面であり、世界は驚くほどの多面体だという事は実際に外の風に触れないと分からない。

いつも僕の拙い英文を添削してくれる親切な中国の方も、自分たちが検閲によって得られない情報がある事を嘆いていた。

さて、話がそれたが、夜になって飛行機は香港に到着。
韓国への搭乗口が分からないキム夫妻に行き先を教えて、連絡先を交換して分かれる。

香港国際空港を出ると、あまりの都市っぷりに驚く。
神戸シティボーイである僕もさすがにたじろぐ。

さすがに人民服を着て語尾が「~ある」なんて中国人がいるとは思っていなかったが、それにしてもビルは高く、人は多く早くうるさい。
プーケットがすごくのんびりしたところだったから、余計に目が回りそうになった。

とりあえずタクシーを捕まえる。
タクシーは中国語で「的士」。(3×3 eyesでおなじみ)
外来語に漢字を当ててる。

地図を見せて行き先を告げると、運転手、舌打ちをしながら発進。
この時点で「あー微笑の国、タイに戻ってマッサージ受けたい」ポイントが100を超えたが、我慢する。

喧騒の中を爆走して、ホテルに到着。
チェックインしようとすると、いきなり宿代と別に、デポジット料金として300香港ドル請求される。
デポジットとは保証金。日本円に換算すると3000円。
つか、ホテルに泊まるのになんの保証金やねん。器物破損に盗難がデフォなのか?!

夜の香港を散策するべく、道を聞こうとフロントに地図を見せた途端に、
ホテルマン「NO!」
仕事しろよ!ボケ!

とりあえず散策は後にして部屋に入ると、まず水道が流れない。(特に安いホテルではない)
風呂桶、僕が入れないほど小さい。(浴槽に浸かる文化が無い)

あかん、この波は乗ってはいけない波だ!
香港のいい所見つけ隊!出発!

と、勢い良く繁華街のほうに出かけると、向こうで
「Fuck!Fuck!」
みたいな叫び声が聞こえる。
ん?ここ香港だぜ?と声のほうを振り向くと、

「ガシャーーン!」

ゴリラみたいな白人が、タクシーの窓ガラスをパンチで粉砕してた。

帰りたい!もう香港ご馳走様です!
明日の香港観光に不安以外抱けなかった。

タイ、香港旅行記 〜3日目その2〜

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昼ご飯を食べに、ラワイビーチの港まで歩く。

プーケットのコンビニはほとんどがセブンイレブン、かファミリーマート。
物価は大体日本の半分ほど。

日本企業が製造するお菓子なども沢山あるが、味付けは現地仕様で大体甘辛くなっている。
特に緑茶はほとんど砂糖入り。気づかずに飲んだら吐く。

水道水は現地人でも飲めないのでミネラルウォーターは必須。ミネラルウォーターを満載して走っているトラックを良く見かける。
手に取ったお菓子はグリコが作ったチーズスナックで、日本円で60円ほど、味はまぁ悪くない。

現地のお菓子では意味の分からない日本語が書かれている事が結構ある。
おそらく日本で何でも英語で書かれているものをかっこいいと思うのと同様に、あまり分からず日本語を入れているのだろう。

余談ではあるが、以前大学の後輩でガーリックボーイズという日本のインディーバンドのファンの女の子が、アメリカにホームステイしに行った時に来ていたガーリックボーイズシャツを指差されて

「Oh! Garlic boys!」

と笑われたそうだ。
僕も外人が日本語で
「にんにく少年」
と書かれたTシャツを見たら吹く。
言葉って、難しい。

さて、在タイアメリカ(?)人は当然だが、プーケットの人々もコーラが好きなようで、食堂などで「ペプシ」と注文する姿を良く見る。
トムヤンクンみたいな辛いものを食べてクソ甘い炭酸で流すなんてどういう神経しているんだ!と思うが、現地ではそれが普通のようだ。

ラワイビーチの港を一回りした後、白人がたむろする食堂にはいる。
メニューを持って来てくれた優しそうなおばさんに、

「シュリンプ!プロウン!クン!グン?」

ととにかくエビが食べたい事を伝え、ロブスターを指差すと、身振り手振りで

「前の港で買って来てくれたら料理するよ!」

と言っている事が分かる。
電卓を見せてロブスターはいくらか訪ねると、向かいの港に行って帰って来て、

「1500バーツ。」

とタイプする。

←グロテスクな色注意

日本円で5000円近い。
そらねーだろ!と笑うと次はもう港にも行かず
「1300バーツ」
「1000バーツ」
と値下げしてくる。
えー、値段は貴方次第ですやん・・・。

テンションが下がってロブスターはあきらめる。
あれはザリガニだ、エビではない。と自分を慰める。
だって、初日のビュッフェでは、1000バーツで高級食材であるセミエビ(見た目は悪いが味は伊勢エビに匹敵する)食べ放題だったし・・・。

ともあれ、現実的な値段の食べ物を探してみると、タイ風チャーハン
「カーオパット」
が50バーツ。(150円)
何だこの違いは。

隣のテーブルで外人がアホみたいに購入した魚を持ち込む横で、カーオパットを注文する。
びっくりするくらい美味。150円!
エビも沢山入っているが、こちらは少々生臭かった。
それでもまた来たいと思うくらい美味しかった。

そういえば、プーケットには犬が多い。
道端で、街中で、この食堂の中でもあちこちで色んな種類の雑種(この言い方はおかしいかな)がウロウロしてたり、寝そべってたりする。
季候が暑いせいか、基本的に(キン○マまで)ダラーンとしていて、あまり通りすがりの人に懐かない。
懐かないというよりは、距離感を大事にしているというか、あまり近づいたら犬から離れていく。そしてあまり吼えない。
タイの人もあまり構わない。
あと、基本、汚い。
白人が飼っている犬はどれもきちんとした種類で、カットも綺麗。

ちなみに猫はほとんど日本と変わらない。

さて、食後ぶらぶらしていると、インドっぽい人が何か生地を焼いている屋台を見つける。

「Tea Pot」

と書かれているが、クレープ屋さんのようだ。
現地の人が買うのを見ていると、厳ついインド風のおっさんが親指を立てて

「Very Good!」

としかめっ面のまま言う。
それが面白くて思わず注文してしまう。

完成したのは、クレープ生地にバターとバナナは入ったものにコンデンスミルクと砂糖をまぶしたもの。
バターがくどいが、とんでもなく強い日差しに疲れ気味の僕にはちょうど良かった。

←イグアナ注意

近くのベンチに乗っかるイグアナの写真を撮りながら、元来た道を引き返す。

すれ違った観光バスの側面が、世界をごちゃまぜに。

国民はみんな王様大好き。
普通の家の中にも王様の肖像がや写真にお供え物がしてある。
国旗もあちこちに。

服屋なのだが、店の名がおかしい。
これが「watermelon」だったら日本人はおかしいと思わないのもおかしい・・・?

外は暑いし、タイ人みんな昼寝してるので、僕も宿に帰った。

タイ、香港旅行記 〜3日目〜

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三日目。

朝起きて朝食。
この日は風邪が強く、海も波が高かった。
昨日のうちに祖父を弔って良かったと、安堵する。

象に乗りに行く。

動物園ではいつも遠くでしか見る事が出来ない象さんを間近で見られるチャンスは滅多に無い!と意気込むも、以前
「タイの町中で麻薬漬けにした象を見せ物にする悪質な商売」
があるのを知った事や、結局観光用に飼育されるという事がどういう事か、また、開墾されたために餌を失った野生の象が、農家を襲って人が死ぬ事などをニュースで見たりした事で、複雑な思いを抱えたまま、象乗り場に向かう。

コースは1時間ほどかけて象がジャングルを歩くもの。
象乗りが運転する象にまたがりながらのんびり散歩するも、やはり象が進みたがらない時は飼い主が棍棒で叩くし(叩かれたところは皮が剥けている・・・)、その象乗り(勿論客には親切)が笑いながら日本語で
「ゾウサンーガンバレー」
と言っているのを見ると、なんとなく、本当に何となく、確たる理由を考えられないまま、少し憂うつになる。

象乗りが持っている棍棒は先に金属の尖ったフックが付いており、もしかしてこれで象を殴るのか?と不安になったが、どうやらこの棒はゴムの木を削るものらしい。

タイにはゴムの木が沢山栽培されており、そのフックで斜めに引っ掻くとゴムの木の樹液が出てくる。
象乗りはそこらに生えているゴムの木を引っ掻いて実演してくれた。
乳白色の樹液は瞬く間に乾いてゴムになった。

「タイヤの原料のほとんどは、ココで作られて日本でも使われているんだ」

こういわれたとき、僕は

「タイヤって石油じゃなかったっけ?」

と思いましたが、後で調べてみると、環境に優しい天然ゴムで出来たタイヤが今ブームらしいです。
現在の日本の学習机も、ゴム材で出来たものが多いそうだ。
植えられて2〜30年ほどゴムを生産し、伐採されて机になる。
素晴らしい木材だ。
ソース

しばらく歩いた後、突然象乗りが振り返り、英語で

「内緒だよ!」

と良いながら象から降りて、僕に象の運転席に移れという。

象さんの頭越しに見るジャングルはとても良く、象さんの頭に生えている毛はとても固く、暑いとはためかせる耳にバシバシ当たりながら、歩かせてもらう。
勿論、内緒で客に運転席を明け渡し、気を良くした客がその後チップを弾むというこの一連の動作は予定調和なのだろうが、それでも感動した。

象発着場に戻ったあと、乗せてくれた象さんにお礼にバナナをあげて(50バーツ)触らせてもらう。

思っていた以上に蛇腹で固い鼻、器用にバナナをつかむ鼻先を堪能する。
頭を切り替えて、象さんの大きさと優しさ、可愛らしさと賢さを堪能する事に集中する。
やっぱり凄い生き物だ。

象さんから降りた後、隣で器用にハーモニカを吹きながら前後に踊る子象を、余計な事を考えないように見ながら、象乗り場を後にした。