外人になれなかったんですよ。
昔洋画とかみて、外人の生活を真似たかったんですよ。
・疲れて帰ってきて靴のままベッドに倒れこみ、そのまま寝る。
・テロテロの光沢の絹のシーツのベッドに裸で寝る
当時の僕はこれにあこがれてました。
でも駄目だった。
僕の家、土足じゃないし、シルクよりコットンの方が好きですし。
いやパンツの話じゃなくて。シーツの話。素材の話。
こんばんわ、探し物をしていて何故か男性下着の情報サイトを発見してゲラゲラ笑ってたんですが、さすがにリンクは載せません、やっちんです。
ただ、「男性下着」で検索したら一発で出てくるので、興味がある方はどうぞ。
読んでたらなんか自分でもTバックやビキニブリーフがはける様な気分になってくるから不思議です。
え~東京帰りに電車に乗っていたら、まさかの初恋の女の子が同じ車両に乗っていました。素で驚き、顔に出てしまう僕。
まだ、地元に住んでるんだ…?
もう、結婚したんだろうか…?
15年ぐらい前の記憶が今…よみがえる…!
全然相手にされずにフられた事だけ覚えてました。
で、自分は馬鹿みたいな量の荷物を持って髭も剃ってなかったし、相手も夜の仕事に出勤!みたいな感じで、なんかくたびれた雰囲気が出てました。
「お互い年をとったなぁ…」
何故か心の中で声をかける僕。
不思議なもので、当時どんなに必死に相手のことを想っていても、これだけ月日が経つとただただ懐かしい思い出になるものですね。
今の若人たちには後悔しない素敵な恋愛をしてほしいものです。
(じじいかお前は)
そのまま2駅ほど電車は走って、僕の住む駅に滑り込みました。
二度と目を合わせることも無く、僕は電車を降りました。
相手が僕に気づいたかどうか、それも分かりません。
電車を降りて、ドラム機材をゴロゴロ引っ張りながら家路を急ぎました。
そしたら徐々に当時の記憶がよみがえります。
体の成長が遅くていつまでも学生服がブカブカだった。
いつまでも子供だから中学生なのにドッジボールとかしてた。
背伸びしてコンタクトレンズにしたらちょっとモテた。
帰宅途中、色んな思い出に浸り、顔はにやけきってました。
艱難辛苦汝を玉にす。
(人は多くの苦しみや困難を経て初めて立派な人間となる)
恋愛もまた、然り。
(最初にブリーフとか書かなければ…!)