Moral Hazard!!

ドラマーが音楽やホームページやガラクタを作るよ。

本当につまらない話なんですけど

No Comment 駄日記

こんばんわ、今年初めてのホーホケキョを聞くことが出来ました、やっちんです。

いやぁ、泣いたね。

ホーホケキョで泣いたわけじゃなく。

昨日は4月1日だったじゃないですか?
それで、色んなサイトがエイプリールフール用のネタを用意して更新してるわけですよ。
沢山ありすぎて飽和状態。そしてエイプリールフールネタサイトを集めたリンク集なんてのも出てきててんやわんや。

僕?僕はそんな子供っぽいことしませんよ。
いい年なんだから。

で。

普段2ちゃんねるに書き込まれた面白いネタを黙々とUPするサイトがあるんです。
ワラタ2ッキっていうんですけど、有名なので知ってる人もいるんじゃないでしょうか?
僕は普段2ちゃんねるは見ないんですけど、ここは見ます。
んで、このサイトもエイプリールフール仕様になってました。

ネタじゃなく、2ちゃんねるに書き込まれた感動話を集めてUPされてました。

なかなかやるなぁ~…。

こんな寄せ集めの匿名掲示板のヨタ話になど心を奪われるわけが…

 

めっちゃ泣きました。
アホかってくらい。

もともと涙もろい方なんですが、涙を見せるのはカッコ悪い!という非常にカッコ悪い信念を持っている僕。
普段からあまり泣きそうな映画とかドラマとか見ませんし、実際に目の前で起こっている泣ける出来事でも泣きませんし、他人の事には興味を持たない外道を貫き通してます。

そんな僕(BGMは飾りじゃないのよ涙はハッハ~ン)を見かねてある人は
「たまには泣いた方がいいんじゃない?」
なんて言ってくれるのですが、余計なお世話だ、将来の夢はパソコンオタクが高じて脳までデジタル化だこのやろう、28歳の時点で夢とか言ってる時点でいろんな意味で終わってんd

 

「おばあちゃんとすごろく」 (出典:多分2ちゃんねる)

オレは小さい頃、家の事情でばあちゃんに預けられていた。
当初、見知らぬ土地に来て間もなく当然友達もいない。
いつしかオレはノートに、自分が考えたすごろくを書くのに夢中になっていた。
それをばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み~」
ばあちゃんはニコニコしながら、「ほうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。

やがてオレにも友達が出き、そんなこともせず友達と遊びまくってたころ
家の事情も解消され、自分の家に戻った。ばあちゃんは別れる時もニコニコしていて、
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。

先日、そのばあちゃんが死んだ。89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から、「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみると、そこにはばあちゃんが作ったすごろくが書かれてあった。
モンスターの絵らしき物が書かれていたり、何故かぬらりひょんとか妖怪も混じっていたり。
「ばあちゃん、よく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に

「義弘(オレ)くんに友達がいっぱいできますように」

人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
ばあちゃん、死に目に会えなくてごめんよ。そしてありがとう。

 

頬を涙が伝ったのは何年かぶり。
泣いてティッシュ何枚も消費したのは本当に久しぶり。
僕おばあちゃんの話に弱いんですよ。
おばあちゃん子だったから。

この後僕がどれだけおばあちゃんっ子だったかということを書き出すと、一冊本が出来上がるのでやめときます。

あかん、校正で読み返してたらまた泣けてきた。

こんな…弱い…僕でもいいですか…?

(好きだといってるじゃないよ、ホッホ~ン)