おはようございます。
わが父が音楽(主にクラシック)を見てきては「一流は凄い」と感動して帰ってきます。
もちろんそのどれもが世界トップクラスのものなのだそうですが、その楽器。
その感動を呼んだのが「タンバリン」「コントラバスバラライカ」「リコーダー」。
ある日の演奏会では、
「一回、ただの一回のタンバリンがとんでもなく良かった!」
と言うのです。
話によると、長いオーケストラの曲中でおっさんが一人、タンバリンがなる場所その一箇所のためにずっと立っていて、その出番
「ジャッ!パーン!」(日本ではなくて、擦って叩く効果音)
その一叩きの音にノックアウトされたと言うのです。
おっさん、それ以外なにもしなかったらしいです。
なのにその一瞬のタンバリンで激感動を呼ぶ。
僕は話を聞いてるだけなので、いまいち感動が良くわからないのですが、そのあと別の曲で他のパーカッショニストが叩いたタンバリンには全然感動しなかったそうなので、やはりスーパープレイだったのでしょう。
以前通っていたスタジオのオーナーに僕が、
「タンバリンがうまく鳴らせない」
と相談したところ、某洋楽アーティスト(名前忘れた)のバックにいたパーカッショニストが凄かったという話を聞いたことがあります。
その人も、自分の一瞬の出番が来るまでずっと直立不動。動いた瞬間にあまりのタンバリンにどよめきが起きたそうです。
なんだその都市伝説。
そしてまたある日の演奏会では、コントラバスバラライカ。
バラライカってのはロシアの民族楽器です。(ブラックラグーン!)
それもなんか超絶テクニックな上に、特に音が大きいわけではないのに、会場の全員をその楽器に聞き入らせてしまう、つまりマイクいらーず。
普段ドラムセットをバランスよく鳴らした上でマスタボリュームを調節することに腐心苦心慢心している僕からしたら信じられない話ですけど、まだまだ修行が足りないと言うことなんでしょう。
最後に今朝言っていたのがリコーダー。
なんか二部構成になっていた演奏会の一部が全然良くなくて、「今日は失敗した」と思っていたら、二部のリコーダーが超絶良かったそうです。
?リコーダー?
リコーダーっつったらアレでしょ?
小学生のときに好きな女の子のを吹きたがるっていうあれでしょ?
サドっ気が芽生えた人ならば、逆に好きな子に自分のリコーダーを吹かせてみるなんてどうかな?
とか考えてたりする僕には全然分からない世界ですが、とにかくリコーダーも凄かったらしいですよ。
あ、自己紹介忘れてました、やっちんでした。
(とにかく修行だ。)