僕「な~、そこの棚の上にあるの、瓢箪(ひょうたん)やんな?どうひいき目に、裏口入学張りにひいき目に見てもカビが生えてるようにしか見えないんだが。」
ワタクシやっちんは、夏の間しばしば実家の畑にでかけておりましたが、そこに瓢箪が植わっているのを見たことがある。
夏の終わりにそれを収穫して、工場の棚においていたようなのだが・・・
どう見てもカビだらけ。
左は黒いカビが一面を覆っており、右は上の方にヌルヌルの白カビがべっとりついている。
こんなもん部屋に置いてたら、マッハで肺やノドに異変が起こるに違いない。
僕「どうすんだよこれ!」
親父「なんとかしてくれ。洗ってみたら?」
汚れ仕事は僕の仕事。
ぶつくさ言いながらも一つ企みながら、瓢箪を洗う。
すると、ぬるぬるの白カビやなんか表面のうす皮がめくれ、手触りのいい瓢箪らしい瓢箪(?)に変身。
これは・・・いける!
乾いた瓢箪の中身を掃除すべく、上部に穴を開けてセラミックの砥石をぶち込み、金角・銀角のごとく瓢箪を振り、中身を出す。瓢箪の中で砥石が暴れまわって、中のスジや種をほじくり出してくれるのだ。
瓢箪の種。なんか臭い。思春期男子みたいな匂いがする。
中身を徹底的にほじくって空にする。
どじょう。
そして特製油を表面に塗る。
その後電気炉にて加熱、乾燥させる事でカラカラと良い音を出すようになる。
素敵なオイルフィニッシュの半ツヤにて、瓢箪はセレブ御用達のアイテムに昇華する。
腰のワンポイントで貴方のファッションレベルも急上昇!
中に入れるのは日本酒?紹興酒?それともワイン?
意中のアノ人に、ぐい飲みさせちゃえ☆
茶色いのが、次出産を控えているメスです。
間違えました。瓢箪は出産しません。前のテキスト消すの忘れていました。
左側は黒カビの風合いを生かしたまま焼きました、近くで見ると黒いハニカム模様がこの冬のモード系を一歩リードします。
右側はオーソドックスな生の色。
どんな着回しにも使えるこの冬のマストアイテムですね。
こいつ・・・す、酔拳の使い手か!
危ないときには武器にもなる!
すばらしいアイテムです瓢箪!
瓢箪完成!写真の左上に「麻の実」が見えます。
そうです。瓢箪をただ作って終わりであろうはずがない!
勿論楽器としてつかうんですとも!
この麻の実を瓢箪の中に入れてふたをする事で、
瓢箪シェイカーの出来上がり!
早速Klee Blattの兄さん姉さんに協力してもらって(?)瓢箪シェイカー威力を検証してみました。
(PCでないと聞けないっぽいです。ごめんね)
曲「Pajaro Chogui(チョグイ鳥)」
習作ですが。
いやなかなかあなどれないパーカッションになったんじゃないでしょうか?
この冬は出来れば沢山の音源を作り出せたらと、思っております。
犯人は…この中にいる…!
こんにちわ、いません。
やっちんです。
(凶器はカボチャと推定される)
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