こんばんは、僕の回りではGWはゲロ吐くほどウォウォウ働くの略となっております。
やっちんです。
(せめて語呂考えろよ)
五月五日は大阪京セラドームでミニライブと国家斉唱してきました。
(選手としてではありません)
もう何の仕事だかわかりませんが、僕がやるべきことはいつもと同じ、太鼓を叩いて真面目にふざける。
これだけ。
(ドーム降臨!!)
残念ながらまた雨の現場で、屋外イベントは中止となったのですが、ワタナベフラワーのみ強行と相成りまして、その前に出演だった不良パントマイムの方が、前座やります!と男気を見せてくれました。
お陰で雨で気温も低い中、暖まってるステージをさらに暖めることが出来ました。
(土砂降りの雨なのに沢山集まってくれてありがとう)
そしてワタナベフラワー、三万人の観客の前で国家斉唱。
この日はなんと100人を超えるダンスチームキララがスタジアムをところせましと踊り回り、花を添えてくれました。
で、肝心のワタナベフラワーは、国家斉唱はボーカルクマのみ、てんとうむしはカラオケとのことで、
「で、僕はどうするの?」
と聞いたところ、なんでも良いとの事。
では真剣にふざけようと、全力笑顔でのエアドラムを披露してきました。
その昔メジャーレーベルに在籍した時に何度かテレビで当て振り(カラオケに合わせてドラムを叩いてるフリ)したことがあるんですが、あれ辛いんですよね。
全ての太鼓とシンバルがゴムやテープで消音され、死んだ楽器を叩く。
もちろんリバウンドなんて全くないからすごく疲れる。
でも叩いてるビタッビタッという音が、耳元で鳴ってるカラオケを邪魔する。
テレビのカメラリハーサルで何度も何度も当て振りしながら演奏するフリをするのがホント面白くなくて。
まぁ今となってはいい経験したと思ってますけどね。
で、いつの事か忘れたのですが、テレビの音楽番組にハイロウズが出ていたのをボケッとみていたのですが、
「それでは演奏していただきましょう!」
と曲が始まっても、ボーカル以外のメンバーはみんな、大きなロブスターの着ぐるみを着たまま棒立ち。
演奏するそぶりも見せません。
カラオケと丸分かりのまま曲は進んでいき、ギターソロに入るとスタッフがギターのマーシーの指にカポタスト(ソロ用の道具)をはめに来ます。でもマーシー微動だにしません。
結局バンドメンバー一切動かないまま演奏が終わったのを見て、
「こんな抗い方があったか!」
と目から鱗と目やにが出ました。
さて、色々な経験を経て現在。
僕は本当にやりたくないことは絶対やりませんし、なんでもやるからには楽しみを見出す、言いたい事は我慢しませんし、言うからには人より動く事を心に決めています。
この日は3万人の観客を前に、
全力でエアドラム。
曲中では普段やらないスティック回しまで披露しておきました。
これぞプロフェッショナル。
(写真Twitterから頂きました、ありがとう)
しかも
「これだけは真面目にやらなあかん!!」
と真面目に臨んだ国歌斉唱。
一生懸命歌うボーカル・クマの後ろで真面目な顔して(破壊衝動を抑えながら)立ってた僕が
バックスクリーンで超悪目立ち。
僕だけ衣装青やから超超超悪目立ち。
(写真、Twitterから頂きました、ありがとう)
噂ではワタナベフラワーの新衣装は、何故かサポートドラムの衣装が一番高価だそうです。
もっと別の所に金使えよ。
というわけで、この日もプロフェッショナルな仕事を行ってきました。
全力で真面目にふざける。
これが僕のアイデンティティです。
(たちわるいな)