Microsoft AzureにWindows2008を入れてWordPressが動作する環境を構築する その4
1 Comment wordpressAzure,phpMyAdmin,windowsその3はこちら
phpMyAdminのインストール
phpMyAdminはPHPで作られたWEB管理ツール。
MySQLをGUIで操作できるので、Wordpressの移行などにも便利。
ファイルをサーバにアップロードして設定ファイルを編集するだけで使用可能。
解凍したものをC:\inetpub\wwwrootに設置。
悪意を持ってサーバにアクセスしてくるものの中には
http://domain.com/phpMyAdmin/
http://domain.com/pma/
など、フォルダ名を指定して探りを入れてくるものが多いので、
フォルダ名をユニークな名前(phpMyAdmin-q24fawrgawfgawef など)に変更しておいたほうが良いかも。
ファイルをアップロードしたのち、ブラウザから
http://IPアドレス/phpMyAdminを入れたフォルダ名/
にアクセス。
mysqli 拡張がありません。と怒られてしまう。
php.iniを開いて
extension=php_mysqli.dll extension_dir = "C:\php-7.1.12\ext" extension=php_mbstring.dll mbstring.language = Japanese
上記を検索、コメントアウトする。
( extension_dir = "C:\phpのフォルダ\ext" に置き換え)
また、
mbstring.internal_encoding = UTF-8
内部エンコーディングをUTF-8にする。
再度アクセスすると、
ログイン画面が表示されるので、MySQLのユーザ名(初期ID = root)、パスワードを入力して実行。
ログインできた。
設定
・PHP の mbstring 拡張が見つかりませんでした。
phpMyAdminのフォルダにある「config.sample.inc.php」ファイルを「config.inc.php」という名前でコピー&リネーム。
この「config.inc.php」をテキストエディタで開く。
※改行コードが「LF」なのでWindowsのメモ帳では改行が表示されない。対応したテキストエディタを使うなり、Dreamweaverなどでリモートから編集するなどして対応。
17行目↓
$cfg['blowfish_secret'] = ''; /* YOU MUST FILL IN THIS FOR COOKIE AUTH! */
ここに32文字以上の文字列を入力する。
後でどこかで使用する、といったものではないので、ランダムでユニークなフレーズを入れて保存。
一度phpMyAdminをログアウトすると怖めのエラーがずらりとログイン画面に出るが、かまわず再ログイン。
エラーメッセージは消える。
・mbstringの設定
「PHP の mbstring 拡張が見つかりませんでした。」
と出る場合は、
extension=php_mbstring.dll
がコメントアウトされていない。
また、UTF-8の日本語環境に対応するために
mbstring.language = Japanese
mbstring.internal_encoding = UTF-8
も変更。
・phpMyAdmin 環境保管領域が完全に設定されていないため、いくつかの拡張機能が無効になっています。
こちらを参考に
phpMyAdminのフォルダ/sql/create_tables.sql
をクライアントPCにコピペして、phpMyAdminのメニュー「インポート」をクリック。
インポート画面のアップロードファイル「参照」でcreate_tables.sqlを選択し、
そのまま下部の実行ボタンを押す。
・その他
下部の
「You are using an incomplete translation, please help to make it better by contributing.(翻訳が不完全なので協力して下さい。)」
は気にしないでOK。
データベースを作る
phpMyAdminで新しいデータベースを作成する。(例はtest-dbというデータベース名を作成)
Wordpressをインストールする場合はutf8-general-ciで作成。