Moral Hazard!!

ドラマーが音楽やホームページやガラクタを作るよ。

イヤモニ購入

1 Comment 駄日記,

Prophonic 2XS

プロ用イヤホン買ってもた、Prophonic 2XS。

こんばんは、やっちんです。

えらいことです、ドラマーである自分が持っているどの機材よりも高いのがイヤホンて。

普段いろんな現場でドラムを叩いておりますが、可能な現場ではイヤモニ(自分用のモニターをイヤホンでもらうシステム)で演奏しております。

これには

・各楽器を小さな音でバランス取って聞ける(遮音性が高いイヤホンの中で音作りをするので、耳を傷めない)
・↑のため、ステージ上でドラムのモニターが流れないことで、ステージ上の音がうるさくならない→他パートにもGood
・同期音源・メトロノームなどを合わせて聞けて、手元でバランス調整できる

いろんな理由があるのですが、僕個人にとって一番大事なのが、

「左利きであるがために起きる『回線トラブル』が減る」

です。

今まで本当にいろんな場所でライブを行ってきました。
小さいところでは幼稚園、ショッピングセンター、祭りの舞台、トラックの上、そして走るトラックの上、ビアガーデン、チャペル、病院、水上ステージ、道端からライブハウス、講堂、コンサートホール、野外フェス大ステージ、果ては数万人入る大ホールまで…

いろんな環境もそうですが、リハーサルがないイベント、現地に到着したかと思えばもう演奏、なんてこともざらです。

で、左利きのドラマーというのは非常に面倒なことに、ドラムセットが全部逆、つまりマイクの位置も全部逆。
セッティング時に回線を引き直すことになります。

なので、回線トラブルがしょっちゅう起こります。

僕「音が鳴りません!!」 →モニタースピーカーにケーブルがつながってない

僕「ギターの音をください!違うベースのコーラスが上がってる!ギターあげて!違うベースじゃない!耳壊れる!」 →マイクのケーブル繋ぎ間違え

他パート「ドラム聞こえてこない」 →ドラムのマイクがつながってない

上記のようなトラブルがしょっちゅう起こります。
通常ライブハウスで数バンドが演奏するときは、基本的にドラムのマイク回線はほぼ動かない(太鼓の数が変わるなどを除いて)のですが、左利きの迷惑ドラムがステージに立つと一気にドラム回りが忙しくなります。
どうしてもトラブルが起きる。忙しい現場では音響さん責められない。左利きに生まれてごめんなさい。悪口は僕の聞こえないところで言ってくださいね。
ちなみに左利きのメリットは「目立つ」、これだけです。これも大事ですが。

こんなネガティブなスタイルではネガティブなリズムが生まれてしまいます。
なので、あらかじめイヤホンとボリュームを調節するミキサーを持ち込み、リハーサル・本番前に回線チェックすることでトラブルを減らしているわけです。

こないだの神戸ストラットでは、出演時にかぼちゃのマスクかぶることになって、本番直前に

「うわ!マスク邪魔でイヤホンつけられへん!」

(イメージ)

「マスクがずり落ちてきて前が見えない!」
「マスクが邪魔で首が回らない!」
「マスクがスティックにひっかかる!」

滅茶苦茶でしたけどね。

まぁ何が言いたいかっていうと、

「ドラムが止まればライブは終わり。モニターが聞こえなかろうが被り物が邪魔だろうが目が見えなかろうが、勇ましく叩け。」

ってことです。
ほな、また。

(全然違う)