こんばんは、絵は描けないけど画材屋はとても好きです。
無意味にたくさんちらばった多色色鉛筆などを色順に並べなおす作業は至高。
やっちんです。
さて、今行ってるリハビリでは4つほど首を牽引する装置があって、患者はそこに座ってオモリで首を引っ張られるんですけど。
僕がいすに座ると、看護婦さんが
「何キロですか?」
と聞いてくる。
で、その重さのオモリで首を10分間ひっぱってくれるのだ。
これがたぶん一般的な鞭打ちの治療なんだけど、鞭打ちの人、すごく多い。
混雑時には、4つある首ひっぱり装置は全部埋まって順番待ちになることもざら。
で、みんな最初に重量を聞かれるんですけど、そこでなんだか変なライバル心があるらしく、やたら重いオモリをつけたがるおっさんなどがいる。
看護婦「何キロですか?」
おっさん「16キロで!」
看護婦「でも久しぶりだからちょっとさげて14キロにしますね~」
おっさん「いや大丈夫やで16キロで!」
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大丈夫の意味が分からんし、重けりゃ良いってもんじゃないでしょう・・・と思いながら、僕もほかの人の重量が気になる。
「12キロですね~」
「10キロでお願いします~」
首引っ張り機械のいすに座った瞬間、その数値が戦闘力になるわけだが、今のところ、僕は15戦15敗。
最軽量ストロー級だ。
重症でなくてよかったと安堵すべきところなのだが、なんか悔しい。
(僕7キロ。)