こんにちわ、神戸の街中からやっちんです。
普段から僕の住んでいる場所はみんなに馬鹿にされるくらい田舎だと触れてきましたが。
「実際に神戸三宮まで車で20分の場所なのに、誇張しすぎじゃないの?」
「いくらなんでもそこまで田舎じゃないでしょう~。」
みたいなこともよく言われます。
なめんなと。
実際に来た人は分かるのですが、もともと超山だった場所をむりやり宅地造成した我が街をとおりかかると、
「何ゴロウ王国やねん!」
「毎年何人か行方不明者でるんじゃない?」
「電車のドアが手動て!」
「車が壊れた。」
などと沢山の感動が寄せられます。
さすが摩耶文明。
まぁ事実山は連なり、川は流れ、わらぶき屋根の家があり、車道の脇の川には普通に温泉が流れ込んでいるというアンビバレンツアンビリーバブルな土地ではありますが。
断じて誇張表現ではありません。
あ、そうそう、ちなみに普段からうちは海抜300mとか言ってましたが、間違ってました。
ここにお詫び申し上げます。
420mでした。
で。
神戸の北側に行くには、有馬街道と呼ばれる道がありまして、いやありましてというよりは、しかなくて。
朝出勤時刻とか、夕方の終業時刻にはものすごく混みます。
混雑が嫌いな僕はそれを避けるために通る道があります。
いわゆるドライブウェイですかね。
休日は登山客、夜はカップリングがヤッホー!、○曜日には走り屋が終結するステキな場所です。夜中は通行禁止。
僕が街から帰るときは大体通ります。
山というくらいですからもちろん坂道をぐんぐん登ります。
かなりの急勾配ですが、まだ周りに家がある分、文明を感じますね。
いきなり狭いトンネルが。
六甲山系列の山は数々のホラースポットがあり、以前テレビでも
「首なしライダー」
「白装束の手招きする女」
などが紹介されていましたが、何が怖いってこの狭いトンネルを買い物袋ぶら下げて登っていくおばちゃんが一番怖いです。
(民家はある)
せっかく神戸を紹介してるんだから、ちょっと寄り道していきましょうか。
神戸のデートスポットです。
ここはまだ街から歩いていくことも出来る、金星台のビーナスブリッジです。
ここから見る夜景は、神戸の中では2番目に綺麗です。
1位は内緒です。僕とデートするときに紹介しますよ。
(やっちんとデート希望する方はこちら)
ちなみにこのサイトで夜景が見れます。(瀬戸の夜景様感謝)
ブロードバンドの人はぜひ2倍で見てください。
「神戸の名物は?」と聞かれたときには僕はまず「夜景」と答えます。
展望台にある周辺マップ。
ほとんど山が占めてます。そこをつなぐのはまさかのロープウェイ。
夢のロープウェイ通勤も可能!?
(街側から有馬温泉までの区間が運行停止になってしまいました。)
まぁ何が悲しいって、ここを訪れている人間が、僕を除いてすべてカップルな現実ですよ。
一人でこんなところで写メールばしゃばしゃ撮ってる僕に向けられるのは、変質者を見るそれ。
きちゃいけないのかよ!憤りながらも肩を落とし、帰ろうと思ったそのとき目に飛び込んできたのは!
なにこの明らかにおかしな物体は!
光沢あるブルーとピンクの変な建造物が東側に鎮座しておられる!
なにこれ!
「愛の鍵モニュメント」
ふざけんな!
こないだまでこんなデカダンなモニュメントなんて無かったぞ!
湘南平のテレビ塔の何番煎じやねん!
かたっぱしからピッキングして全カップルの破局を願ってやろうか!?
イカシタ神戸っ子がこんな横暴許すはずが無い!
鍵ズラリー!
神戸は終わった。
悲しみを引きずりつつ、愛車「小さくってすいません号」(走行距離12万km)を駆る僕。
車窓左に見えるのは幽霊じゃなくて映った車内なのでご安心ください。
一人で運転って言ってましたけど、決して走行中にカメラを構えていたわけではありません。
決して。よい子はまねしたら駄目だぞ!
よく言えば風光明媚、しかし初めて入る人にはもれなく不安をプレゼントする山道。
昼間でも林間はかなり暗くなる。
だんだん風景が怪しくなる。
本当にこんなところ人が通るのかよ…
カーブも激しさを増してくる。
まだ山に入って5分経ってない。
そろそろ耳抜きしないと苦しい。
突然目の前が開ける。
前方を車が走っていることに感動し、つい追いかけたい衝動に駆られるも、我慢。
途中車道左側を見ると、完全に登山道である坂が。
休日はハイキングに訪れる人も多い。
山腹には怪しげなお寺が。
怪しげな魔物を召還しているとかしてないとか。
どこまで続くねん…と不安になる。
すると・・・
二股に分かれた!
選択肢は
ほとんど山かよ!
残念ながら一人で羊やヤギや牛や山と戯れる勇気はないので、今回はおとなしく家に帰る。
そしてようやく人家が見え始めた。
まぁ家まではまだまだ距離があるのだが、山道はひとまずおしまい。
まぁ大体こんな感じです。
山道所要時間は10分強くらいでしょうか。
こんな山に育まれた僕は今や、毎日パソコンとにらめっこしています。
自然に恵まれすぎた反動でしょうかねぇ…。
神戸いいとこ、一度はきなっせ!