こんにちわ、今世界各地で「秋が似合う男」と呼び声の高いやっちんです。
必殺技は「物悲しい瞳で愛を語る」です。
ちなみに必殺技は「必ず殺す」と書いて必殺技なので、今のところ使うのを勘弁してやってます。
感謝しろ。そして敬え。ひざまづけ。命乞いをしろ!
母親が親父に楽器の部品を買ってきてくれと頼まれたらしいんです。
普段引きこもりで家族に迷惑をかけている私が唯一ご恩を返せると言えば音楽関係の事。
というわけで、楽器屋さんへの買い物に付き合ったんです。
で、せっかく街へ出たもんだから、ついでに自分の用事も済ませたい。
ヒゲソリがほしかったんですよ。
とは言っても、もともと僕はひげが薄いです。
あまりヒゲソリなんて買ったことないんですけど、行くときに母に
「あんた安モンすぐ駄目にするんやから電気シェーバー買いんか!」
と言われたんですよね。
で、楽器屋の近くにある電気屋さんで、ママと一緒にヒゲソリを選んでたんですけど。
(我ながらきもい)
ヒゲソリコーナーにはたくさんの電気シェーバーがありまして、その中に
「ひげの濃い人用」
「ひげのやや濃い人用」
って注釈があるんですが、「ひげの薄い人用」ってのが無い。
おかしくない?ひげの薄い人だってほっておいたら剃らなきゃいけない。
注釈が無いのは普通のヒゲの人ようでしょう。
だったらデリケートなお肌のひげの薄い人用ってのもあってしかるべきだ!
なんておかんに講釈をたれていると、
母「すいません~、ひげの薄い人は…」
まてまて。
心の準備が出来ていないのに店員と合間見えるのはまだ早い!
…む!
そのとき何故か凄い違和感というか、ただ恥ずかしいのとは違う感覚が僕の脳内を駆け巡った。
そして悟る。
これは・・・このシチュエーションは!
女子が初めてブラジャーを買いに行くのと同じ感覚ではないのか!?
同じ第二次性徴、お母さんに言われてブラ某を買いに出かけたのはいいが、どうしていいか分からなくなってただうつむいている女子と同じ状況!?
はめられた!
は…初めての電気ひげそりは丸ごと水洗いできるのがいいです…。
顔を赤らめて蚊の鳴くような声で精一杯の主張をする。
これが今の俺に求められる最高のリアクションではないのか!?
いや、普通に買いましたけど。
男の子だし。
よ~し!これで車の中で電源つないでヒゲソリすることが出来るぜ!
(憧れてたらしい)
とか思って気がついたら購入してそろそろ一ヶ月なのに、箱もあけていないことに今日気づいた。部屋の掃除してて発見した。
だってヒゲあんまり生えないもんなぁ~・・・
(ウィィィィィンジョリジョリ)