ワンマンライブが終わったんですけど、ミクシーとか、掲示板とかをみるに、
うちのおかんが見に来ていたらしい。
僕と地元が近いお客さんで、ひょんなことからうちのおかんの顔を知ってる人がライブ後に
「今日やっちんさんのお母さん来てませんでした?」
って聞かれた時にはんなアホな、って思ってたんですけど、どうも複数の目撃証言から、本当に来てたらしい。
あまつさえ、ステージでアホみたいに口をあけてドラムを叩く息子に
「やっくーん!」
と声援を送ってたとか。
なにしてくれてるねん。
確かにライブ中、「やっちーん」ではなくて「やっくーん」って近しい人が僕を呼ぶあだ名が飛び交ってたからおかしいと思ってたんですよ。
そしたらなんか今度は掲示板に
「人違いですよ(お母さん代筆)」
って書き込みがしてある。
代筆って誰やね…お前かーーーー!
(父親の寝室を指差しながら)
え~ただいま打ち上げも終わって午前4時。
家に帰ってきても家族が寝ているので真相は闇の中。
つうか真相を知るのが怖い。
こんばんわ、前ふりが長くなりましたが、やっちんです。
ツアーファイナル、神戸スタークラブワンマンライブ、ここに終了!
9月1日始業式までに夏休みの宿題が全然終わらなくて
「今日持ってくるの忘れました!」
とかいいながらこの2,3日の土日で無理やり終わらせないといけなかった人以外、みんな来てくれたと思います。
本当にありがとうございました!
神戸、しばらく空けてたから、誰も来てくれなかったらどうしよう…
なんて心配を吹き飛ばすくらいの盛り上がり!
まじでありがとうございました!
実際、タバコが死ぬほど嫌い、そして酒が飲めない人間にとって、ツアーってのは本当辛かったです。
いろんなバンド入り乱れた打ち上げで酔っ払った本人は忘れるだろうけど、シラフの自分だけに残る嫌な記憶。いやでもタバコのくゆる密室に閉じ込められるときなんて、ほんと家に帰る!って気分になります。
(まぁ飲めないからこそ助けられる部分もあるんですが。)
それでも、この15箇所のライブを経て、自分なりに試行錯誤した部分、悩んだ部分、いろいろ経験を得たツアー最後のドラム、自分ではまだまだ、だけどみんなの笑顔に押されて頑張れたと思います。
ホームグラウンドである神戸スタークラブというライブハウス。
そろそろ6年から7年くらいの付き合いになります。
今回当日機材搬入しているときにスタッフに言われたんですよ。
「この子(別のスタッフ)、やっちんがスネアとフロア(太鼓の名前)をダンッダンッ!ってキメるときにめっちゃアガル(高揚するの意だと思う)ねんて!」
この曲中のダンッダンッ!というキメは、多用するけど自分の中で納得がいかない事が多いフレーズなんです。
ライブ終わった後で、ライブ中の映像を見たときに
「あ~すごくこの箇所がずれてる」
とか思うことが多いんです。
もともとあまりロックの熱い演奏とかがあまり趣味じゃない、むしろドラムを丁寧に綺麗に叩きたい傾向のある僕は、そういうキメの部分も音符どおり、正確に叩きたい(「正確やけど、機械みたいやで。」とよく言われます。)んですが、ライブというものは見せて魅せるもの。
いかにエモーショナルな部分をさらけ出すか、それをお客さんに見せ付けるか。
おいおい、馬鹿にすんな!そんなものは頭ではもとより百も承知。
でもなかなか実行に移せないこの部分が、そのスタッフの一言でふっきれまして。
とにかく「こんな楽曲ありまっせ~」を演奏するのではなく、自分がドラムを使って伝えたいもの、そしてみんなに得てほしいもの、を最優先に考えました。
その結果、風邪を引いてたのもあいまって、アンコールでシンバルを叩きまくってた時に脳がしびれて気絶しそうになりましたが、ヘタクソはヘタクソなりに、太鼓にシンバルを使って頑張ってみました。
見に来てくださった人の心に何かを残せたなら、うれしいです。
これでナチュラルパンチドランカー、夏のシンガロングツアーは、終了です。
明日からはモラルハザード秋のPCメモリ増設買出しツアーが始まります。
始まりません。
あと、余談なんですけど、ライブ前にワタナベフラワーってバンドのワタナベさんって人が楽屋に遊びに来てくれたんですけど、なんかご丁寧に
「今日は9月3日、グミの日ですから~」
って、わざわざ一回コンビニに行ってグミを差し入れに買ってきました。
あれさえなければ、もうちょっといいライブになったと思います。
反省してください。
(そして米子伝説再び)