こんにちわ、ミニツアー初日、四国は松山でございます。やっちんです。
リハーサルを終え、本番までの間に観光して松山を征服してやろうと思い、松山城は遠いですか?とスタッフさんに聞いたところ、三つ商店街を抜けて行くから結構遠いとの事。
ご丁寧にも
「自転車使いますか?」
と言って頂いたんですが、前にここに来たときに、さるやんごとなき方から
「自転車は乗り物じゃない、担いで人をどつくもんや」
と薫陶を受けたので丁重にお断りして、ひたすら松山城を目指しました。
実は松山城ってば山城、つまり山の上にあるんです。
お城を見に行く人はふもとからリフトに乗って行くんですけど、大方の予想通り夕方五時なんてブッチギリでリフト終了してる。
(ぶっちぎりで終了の図)
でもわざわざ城の下まで来てるのにここで引き返すなんて乙男塾を経営する身としてやってはならない事。
(魁!某とは関係ありません)
まぁ大した事ないだろと階段から攻め始める。
これが大失敗。
どうも山の上から本気ジャージで降りてくる人が多いと思ったら、ありえない角度の坂。明らかに軽い登山コース。
横にぶら下がっているリフトが恨めしい。
(止まっているリフト)
こけたら間違いなく入り口まで戻される角度の坂。。
(実際はもっと急斜面)
さらに段々暗くなって来たから帰るに帰れない。
意を決してリフトの横を ダッシュしまくってたら、城に着くころにはヒザが笑ってた。
今からドラム叩くのに。
!!
俺今からライブやん!
ちょ、城の門もバッチリ営業終了してるし、何しに来たん!?
とにかくマッハで帰らんとあかん!
と焦り出した時に城門の脇に俳句投函コーナーが目に入り、一句詠む。
「汗かきて 登城したるも 閉門後(季語無し)」
いや城はかっこよかったですよ。
ライトアップされた感じも勇壮で。
(松山城を見上げる)
で、せっかく来たんだから行きとは別の道で帰りたいと思ってしまった。
これがまた大失敗。
こんな真っ暗な森で完全に迷子。
(泣きそうになりながら下山)
もう完全に手探りで下山して出番ぎりぎりにライブハウスに帰る頃には足パンパンになってた。
今日の教訓
「ライブ前には登山するな」
(ライブ来てくれた皆さん、ありがとうございました!)