こんばんわ、もうじき海外旅行から一ヶ月になるのに、まだスーツケースが玄関にあります。
部屋には荷物が群雄割拠、戦国不精ことやっちんです。
昔、「狐狸庵閑話」という本が好きだったことを思い出しました。
タイトルから「こりゃあかんわ」をもじってるふざけた本ですけど、登場人物も「堅井雲子」という女性が出てきたり(うん"し"と読む)、なんか若干下品でグータラな内容だったことを覚えています。
コレ、遠藤周作が書いてたんですね。
このブログを初めてもう何年も経っていますが、後輩ミュージシャンにたまに
「ブログ見てます!僕もバンドでブログ書いてるんですが、やっちんさんの文体を結構真似てます。」
と言われます。
今までに3~4回ありました。
「挨拶でひとネタ入れて自己紹介しますよね。で~~」
とか分析されると顔から"血"が出るほど恥ずかしい。(舌噛み切って)
で、先週言われた時にふと思ったのが、
「じゃあ僕は誰に影響された文体なんだろうか・・・?」
本棚に目をやる。
宮沢賢治、星新一、池波正太郎、夏目漱石、この恥ずかしいくらいの偉大なラインナップに全く影響を受けてないな・・・。
そもそも本を読まないから・・・ってところで目に入った「狐狸庵閑話」。
遠藤周作御大の本など読んだこと無いのですが、彼が狐狸庵というペンネームで書くユーモア作品に何故か引っかかったところが僕らしいといえばらしいか。
これからもたいした事は書けませんが、できるだけ人を不快にさせないように、たまに笑わせられる様な事を書いていけたらなと思います。
では狐狸庵の弟子、堅井雲子に習って僕もペンネームを「堅井珍
すみませんでしたー!
(イキナリ不快)
寿司くいねぇ~!
プーケットのショッピングモール、BIG Cとセントラルに行く。
この分かりそうで分からない日本語の感じがすごく好き。
これを求めてアジア旅行してるといってもいいくらい。
ファストフードも日本と同じようでいてどこか違う。
写真は(多分)本物のミスタードーナツなのだが、なんか原色、なんか派手。
ゲームセンターは、プレステ2がそのまんまつながれてた。
PP Stationってなんだよ。
中身は鉄拳やサッカーだったと思う。
ショッピングセンターを散策して(何も買わずに)、タイスキを食べる。
タイスキとは呼んで名の如し、「タイ風のすき焼き」の事。
しかし日本のすき焼きと直接関係があるわけではなく、日本の名曲「上を向いて歩こう」の英題「スキヤキ」が世界的に流行したときに、ちょっと似てるから名前を借用したという話。
その後、バスに乗って帰ることにする。
(ショッピングセンターに行くのが目的ではなく、現地の交通機関を使ってみたかった)
まずどこがバス停なのか分からない上に、バスは結構適当に止まるので、ちょっと難易度が高い。
なんとか乗り込むと、バスの運転手は高校生くらいに見える若いおにいちゃん。
また、切符を販売する添乗員みたいな車掌のお姉ちゃんが一緒に乗っていて、そのお姉ちゃんにお金を渡して切符を買う。
のだが、バスが到着するなり、お姉ちゃんダッシュでショッピングセンターに消えていく。
切符・・・とか思いながらバスに乗って待ってると、車掌のお姉ちゃん、ソフトクリームを二つ持って帰ってきた。
僕らが乗るときには仏頂面だったのに(結構可愛い)、満面の笑みで運転手にソフトクリームを渡し、二人で舐めだす。
仕事しろよ!
あまりのさわやかカップルっぷりに少しイラッとしたが、車掌がドアを手で閉めると、バスは出発。
(自動ドアなんだけど、明らかに壊れているものを手で無理やり閉めてる)
バスはたいがいボロくて、おそらく数十年前に日本で使われていたものがこの国で第二の人生、いや車生を送っているのだろう。
街中には車体側面などに
「○○電気」「○○工務店」
など、良く分からない日本語が書かれた車を良く見る。
夜は、宿の近くのマーケットに行ってみる。
しかし、結構遅い時間だったので、店じまいの最中だった。
プーケット最後の夜が更けていく。