Moral Hazard!!

ドラマーが音楽やホームページやガラクタを作るよ。

富士登山での失敗、教訓

2 Comments 旅行記

ワタクシ、男三兄弟で育ったものですから、「姉」や「妹」に非常に憧れておりまして、異性の兄弟姉妹がいる人達ってそれが恋愛対象にならないのかなぁ・・・?と常日頃から疑問だったのですが、

女ってのはな、男親に似るんだよ
ようするに親父似なんだよ
顔が親父の面影ありまくりな女に欲情するか?」

この文章でようやく理解できました。無いわ。

こんばんは、やっちんです。

さて、先日富士山に登ってきたわけですが。

三回目の登山ともなると、もう富士マスターと呼ばれてもいいんじゃないか?
とか思いますけど、現実には全然そんな事無くて、今年も失敗だらけでした。
以下に箇条書きすることで、来年おそらく攻めの姿勢で富士に臨むであろう自分に釘を刺しておきます。

・登山時間を長く長く取る。
富士山は標高の高さから高山病になりやすく、それを防ぐためにはとにかくゆっくり登る事が大切。
ご来光を見るために昼に登山を開始して夕方山小屋に宿泊する場合、夕方6時には山小屋に着いておきたい。
そのためには、昼12時には五合登山口に着いて、1時間は高度順応のための休憩を取りたい。
例えば神戸から出て富士宮、須走などのルートの場合、御殿場ICで高速を降りてからも1時間くらいは走るので、午前3時には出発しないと焦ることになる。
実際には午後8時を超えても山小屋は泊めてくれるが、早く着きたいがために登山を焦ると、間違いなく高山病になる。

・山小屋では耳栓、アイマスクを。
山小屋での宿泊は基本的にタコ部屋に詰め込まれる。
足も満足に伸ばせないスペースで、他人と布団を共有し、うるさい人が近くにいようものなら地獄。
どうせ標高が高くて呼吸がしんどく、寝づらいのではあるが、体力を回復させるという行為の重要さが後の9合目で身をもって理解できる。

・おやつ、水は必要以上に持たない。
初年度はおやつを1.5キロ持っていって1キロ余らせた。
今年は水を3キロ持っていってドラゴンボールの修行みたいになってた。(手足に重りを着けて戦うみたいな)
おやつはバカスカ持って行っても疲れで取り出すのも面倒だし、水は高い(500ml500円)が、基本的に1合毎にある山小屋で買えるので、荷物として持っていくくらいなら買ったほうが良い。

・着替えはとにかくシャツ。
昼間の登山は地獄の猛暑。
とにかく速乾性に優れたシャツを持っていかないと泣く。
標高があがるにつれて着替えるのが大変になり、着替えが多くなれば荷物が重くなる。
夜は極寒。登山渋滞では冷えて死ねる。
衣服に金をかけるかどうかが生死の分かれ目。
長袖(日焼け防止)のドライシャツとフリース、高品質のゴアテックス上着上下があれば良い。
雨に降られると、コキュートス(地獄最下層)
安物のゴアテックスは水が浸みた。
濡れた後に冷えると手足が動かなくなる。絶対ジッパー付きの服。着替えが大変。
ちなみに今回はユニクロの1000円のドライシャツを買ったが、去年の普通Tシャツとは段違いに楽だった。

・砂走りで体力を使い果たすな
須走口の帰りのお楽しみ、砂走りは楽しいが、その下にある山小屋「砂払い五合」はゴールの五合登山口とはだいぶ離れている。
全力疾走した後に木の根に足をとられたくなければ、体力は残しておく。

・カメラケースは腰に固定
今年は1眼レフを持っていったが、カメラジャケットで保護しつつ首からぶら下げて、いつでもメンバーの素敵な表情を撮るぜ!と意気込んだのもつかの間、登山の間中首から提げたカメラが僕にボディーブローを食らわせてくるので、結局リュックにしまい、撮りたいときに取り出せない羽目に。
来年はウエストポーチで腰に固定する予定。

以上、教訓でした。