終電ギリギリでもライブの最後はしっかりアゲる、それが俺のプライド!
今日は東京日帰りで渋谷ライブでした。
やっちんです。
朝神戸を出て新幹線で東京へ。
上京している旧知と8年ぶりくらいに会い、江戸前寿司を食いながら互いの近況報告。
リハをして本番に備えるべく楽器屋へ行く…
ここまでは普段通りだったのですが。
日帰りで最終の新幹線を予約してはいたのですが、最終渋谷発が21時00分なのに対して出演時間は20時15分。
無理だろ。
どれだけオンタイムでライブをしても30分はあるし、ライブ後の着替えを加味しても+5分はかかる。
つまり20:50分に渋谷センター街の無限大ホール前7階から10分でJR渋谷駅までダッシュ前提でないと、神戸に帰られない。
しかも共演者が多いと転換などで絶対に時間が押します。
本番、やっぱり不安的中。
15分押し。
こういうことになるだろうと、本番前に出番を前にしてもらったのだが、それも帳消しになる時間の押し。
間に合わなかったら東京から神戸までタクシーで帰って請求してやろうと思いながらステージへ。
しかし東京に仕事で演奏に来ているからには、「来た甲斐があった」といえるライブにしないと意味が無いし、プロフェッショナルとはいえない。
何より頻繁に来ることが出来ない東京で待ってくれている皆さんに申し訳ない。
そういったアツい想いを胸に抱いたフリをしながら、適当なドラムを叩いて笑ってカウントしてまた叩いて…ライブをこなします。
アカペラのウルテク出演者さんたちとは明らかに毛色の違うワクワクロックンロールバンドを、微炭酸ロック先輩としてサポートしおわり、ステージを降りて着替え、時計を見る。
20:53分。終電まで残り7分。
いや無理だろ。
とりあえず衣装から着替え、ステージに機材を置きっぱなしの衣装脱ぎっぱなしのシャツのボタン全開きのまま、とりあえず、いやさとりまダッシュ。
ビルの1階に降りるやいなや渋谷センター街を550m(google調べ)全力ダッシュ!
そのまま膝を突き出せばタイガークラッシュ(サガット)出るんじゃないかってスピードで駆け抜けた。
幸い生来のカッコよさとスポーツ万能さに恵まれたのか、20:59分ギリギリでJR山手線に乗り込むことが出来た。
それから新幹線に乗り込むまで滝のような汗が止まらなかったが、デキる男はきちんとAG+の消臭剤を持ってきていた。
我ながら惚れる。
なんとか終電の新幹線に乗り込み、足を吊りかけながらも帰路につけました。
おやすみ。
(ありがとう)