その1はこちら。
引き続きPHPのインストール。
IISのFastCGIを有効化する。
・PHPをFastCGIで動かすため、Web Manager(IIS)を右クリック「Add Role Services」でCGIをインストール。
PHPのインストール
Windowsが64bit版なので64bit版のVC14 x64 Non Thread Safeを選択。
(スレッドセーフ版とノンスレッドセーフ版の違いはこちら参照。)
Windowsリモートデスクトップへはファイルのコピペが可能(Ctrl+C→Ctrl+V)なので、サーバ側のC:\にコピペ後展開。
フォルダ名を分かりやすく(php-7.1.12など適宜)変更。
フォルダ内のphp.ini-developmentをphp.iniにリネームしてメモ帳で開き、
fastcgi.impersonate = 1
fastcgi.logging = 0
cgi.fix_pathinfo=1
cgi.force_redirect = 0
extension=php_gd2.dll
上記項目のコメントアウト;を外し、数値をそれぞれ書き換えて保存。
IIS内のConnectionsツリーにて該当サーバを選択、Handler Mappingsから「Add Module Mapping」を開く。
ダイヤログに
Request path: *.php
Module: FastCgiModule
Executable: C:\PHP をインストールしたパス\php-cgi.exe
Name: PHP_via_FastCGI
と入力する。
Request Restrictions" ボタンをクリックし、 リクエストがファイルあるいはフォルダにマップされたときだけハンドラが起動するように設定する。
(この辺の設定はPHP公式参照)
Visual C++ 2015 Runtimeをインストール
このままではphpは動作しないので、Visual C++ 2015をMicrosoftからダウンロードしてインストールする。
ダウンロードをクリックし、
64bit版をダウンロード。
Windowsサーバのデスクトップにでもコピペして実行。
同意にチェックを入れて、Installを押す。
その後、ルートにindex.phpを作成して
<!doctype html> <html> <head> <meta charset="utf-8"> <title>phpinfo</title> </head> <body> <?php phpinfo();> </body> </html>
などすると、
ブラウザ上でphpが動作する。
index.phpをデフォルトドキュメントにする
初期状態ではURLでディレクトリを指定した時に500エラーが出てしまうため、index.phpをデフォルトドキュメントに指定する。
サーバマネージャの当該Web Site(ここではDefault Web Site)をクリック、「Default Document」をWクリックして右側のActionからadd「index.php」を追加。これでブラウザからフォルダを指定したらindex.phpも読み込まれるようになる。