タイトルに反応された方はジャンプ黄金期を知っておられる方と存じます。
黄金色の麦がなったーーーーーー!
昨年末に植えた麦がようやく実りました。感無量。
「ゲン、進次。麦はのう、寒い冬に芽をだして、何回も何回も踏まれるんじゃ。踏まれた麦は、霜や風雪にたえて大地にがっしりと根をはり、まっすぐに伸びて豊かな穂をみのらせるんじゃ。おまえらもどんなに苦しくても、麦のようになれ・・・・・・」
親父に言われた言葉が脳裏をよぎります。
まぁ言われたのははだしのゲンの主人公ですけど。
というわけで、今回は取れた麦を使って麦茶を作りたいと思います。
収穫した麦。
適当に刈り取ってまとめもしないもんだからもうめちゃくちゃ。
この麦の籾殻をとって玄麦にしないといけません。
ネットで調べたところ、「籾(もみ)は硬く長い棒で叩けばとれる」と書いてありました。
最初は塩ビのパイプで暴走族よろしく叩いてたんですが、
「ん?硬くて長い棒?あるやんココに!(ズボンをまさぐりながら)」
ごめんなさい、危うくとんでもない写真をUPするところでした。
(個人的に見たい方はメールください。)
そう、ドラマーが硬くて長い棒といえば、これですよね!
さっそく麦を前にスティックを構える。
さすがに両手で叩くと麦が飛ぶので、
片手で押さえてスティックで叩くとアラ不思議!
みるみるうちに籾殻が取れていくじゃないですか!
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炎天下の中、実に2時間もの間スティックを振り続けた結果、出来ました!茎から解き放たれた玄麦と籾殻。
ちなみに振りすぎて、今までドラムをやってて一度も出来なかったマメが出来、寝られないほどの日焼け(火傷)を負いました。誰かほめてください。
さて、これらの収穫物を分離しないといけません。
最初は団扇でやってたんですが、さすがにダウン。
バッテリーとインバーター、あと扇風機を持ち込んで籾殻を飛ばす!
籾殻は軽く、玄麦は重いので、扇風機で簡単に分離されます。
ほら!僕の次に美しい玄麦が出来ました!
では麦を炒ります。
餌かなにかと勘違いした犬がこちらを伺います。
炒ること数分、なんかコーヒーみたいになってきました!
そしてこれをヤカンに突っ込み、待つ!
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出来たー!
スティック振りすぎて手がプルプルしちゃって手振れしまくってますが、出来ました!
アッツアツの麦茶の完成!
美味い!(てーてってれ~)
↓おまけ↓
CMも出来ました。
これで今年の夏は麦茶業界に殴り込みをかけます。
(二時間炎天下でスティック振った後にドラム叩くってどんな修行やねん)
ちなみに畑に刈った後の麦をほったらかしてたら、なんか知らない鳥が40羽くらい集まりむさぼっていたそうです。
(親父談)