モンブランつったらコレだろ!
こんばんは、生まれてから漢道をひた走りぬいてきましたが、そもそも体毛少ないし肩幅狭いし、男向いてないわ。
料理とかやりだしたら、完全無欠のパーフェクトヒューマンになってしまって、女の子も寄り付かないわ。
そんな自分への言い訳が出来ないほどに、親父が田舎の畑から栗を持って帰ってくる。
職業がドラマーということで、会社の事務所には電子ドラムがあり、眠気に襲われたりデスクワークに飽きたときに練習するのですが、
最近、出勤すると
電子ドラムのわきに、秋の味覚が供えられている。
親父がごんぎつねになっている模様。
いや、秋の味覚がそないに好きではないんですよ、僕。
さつま芋、栗、カボチャ、そしてそれらを使った新作スイーツがコンビニに所せましと並ぶじゃないですか?
あんまり歓迎してないんですよ。
ただ、僕のようなタイプの人間に言えることは、
「自分で作ったものは食う」
です。
先日作ったマロングラッセががっつり余っている&叔母さんから追加の栗が届いたので、とりあえず消費する必要があります。
想像するにたやすいですね、モンブランです。
まずはスポンジケーキを作る。
Amazonでパナソニックのオーブンレンジを注文。(この時点で3万円の赤字)
卵と砂糖を混ぜ合わせる。
最初ハンドミキサーを使おうと思ったのだが、叔母さんがくれたキティちゃんの凄く古いハンドミキサーをコンセントに入れた瞬間、
「ウイーーバチッッッ!」
という聞いたことない音と、透明でないパーツがまばゆく光ったのち、うんともすんとも言わなくなりました。
なのでハンド(手)ミキサーで頑張る。
※工場の背景が見苦しいので、背景はヨーロッパアルプスの最高峰、「モンブラン(山)」に差し替えております。
垂れるクリームで文字がかけるくらい、混ぜる!混ぜる!
型に入れる。
Amazonから届いたオーブンレンジを早速使用!
請求書は親父の研究室に忍ばせる予定!
30分スポンジを焼き上げている間に、先日作ったマロングラッセを取り出す。
会社の人たちに食べていただきましたが、好評でした。
僕は、栗好きじゃないです。
ブレンダーで栗をつぶし、生クリームと混ぜる。
潰した栗を裏ごしして滑らかに。
滑らかマロンがこちら。
パティシエが良く使うチューブのアレ(名前分からない)に詰めておく。
チーン!
スポンジケーキ出来た!
モンブラン大に型抜きする。
タルトカップ(既製ですまぬ)にスポンジケーキを入れて、マロングラッセ、生クリーム、そしてマロンクリームを載せていく。
これは親父の分!これは叔母さんの分!これはクリリンの分!
集中して栗を搭載していく。
集中しすぎて瞳孔開いてる。
出来た!
「畑で拾った栗から作ったマロングラッセから作った森の妖精と動物たちのハピネス♪モンブラン」
ここに完成!
大変美味しくいただきました。
そして、栗を親父に持たせてくれた、
叔母さんの家に嫁入りするモンブランたち。
ケースは100均で買った。
「親父!これを叔母さんのところに持って行ってくれ!」
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後日、親父づてに
「美味しかった」
という返事と、柿、さつまいも、そして
叔母さんが使っていたであろうヴィンテージ製菓キットが届く。
To be continued...されてるやん⁉
(秋の味覚好きじゃないって。)