Moral Hazard!!

ドラマーが音楽やホームページやガラクタを作るよ。

週末田舎暮らしとマリーンのギター

No Comment 駄日記

ここ数日神戸から離れてたわけですが、PHSを忘れたために某バンドBBSの管理が出来ず、「濡れ濡れ女子○生」などの思わず赤面するようなものすごい下品な迷惑書き込みがBBSのトップを飾りっぱなしなのを忸怩たる思いで見ておりました。

どうやらPHSも無事に見つかったようです。
送ってくださるということでお礼に抱かれてもいいと申し出たところ、丁重に断られました。

こんにちわ、こっちはいつでも準備OKなのに!やっちんです。

え~そういえばこないだ親父の畑に行ったんですよ。
日曜農家やってるんですが、なんかこの日を逃すと野菜が大きくなりすぎて駄目になってしまうとかで、労働力として狩り出されたんです。

いやもう最初は

バーベキューせぇへんか?」

「野外で太鼓たたかへんか?」

だったんですけど、途中から

「働かざるもの食うべからずや」

になってて、気がついたらショベルを持ってサツマイモを掘ってました。
どんだけ自給自足やねん。
(うちは貧乏です)

 

まぁでも、

畑に着いた途端に鹿が出迎えてくれたり、
(今鹿による農作物被害が深刻だそうですね)

 

そこにログハウスを構えている従兄弟の家に色んな犬がいるので、

飽きません。
やはり動物は癒しをくれる。

 

ところで、親父がギターを所持してたんですよ。
今まで全然そんなこと聞いたこと無かったんですけど、どうやらそれがかなり高価なものらしい。
あんたギター弾いてるところ見たこと無いぜ?

これがそれ。
親父の知り合いがフランシスコ・サンチャゴ・マリンに昔作らせたというギター。
製作年数は僕より年上、確か30年以上前のギターです。
ちなみにサンチャゴ・マリンの現行品のギターで150万円くらいで売られています。
じゃあコレ、いくらやねん。

普段から

「これン十万するねんで!…壊れてなかったらな。」

「これはン百万はくだらん品物や!…本物やったらな。」

親父は虚言癖?があるので、本物かどうか確かめようと思ったんですが、穴の中に本人のサインが書いてあったのでまぁ間違いないでしょう。

こんなんあるなら昔から出しておけば、今頃俺が日本を代表するクラシックギタリストとして村治香織様とアバンチュげふんげふん、君臨していたかもしれないのに!

ちなみにうちに昔から置いてあるコントラバスは、僕と弟がF孔(穴)オハジキとかレゴの部品とかを詰め込んで壊しました。

 

で、今回バーベキューにお呼びした親父の友人である、先生方(プロ)とセッションさせてもらうことに。
畑仕事の後、囲炉裏を囲んで音楽に触れる。
それなんてセレブ!?
(セレブは畑仕事しません)

で、ですね。
親父のギターもさることながら、フルートの先生のフルート、300万円くらいするらしいんですよね…。それ一個あったら装飾品いらないじゃないですか!

ん?僕のボンゴ?

2000円ですが何か。

何か?

 

まぁでもそこはそれ、音楽は金額じゃないですよ!

ボンゴやカホンなんて貧乏な人が作り出した楽器なんですから、貧乏根性丸出しの太鼓で立ち向かえばいいんですよ!

でも先生方、楽譜を初見でバリバリ演奏しはります。
え、僕?やだなぁ~、太鼓に音階は無いから、こう、ソウル?パッション?

曲の進行?え~っと、適当?
(ちなみにドラム譜という特殊な楽譜もありますが、クラシックにはそんなもんないです)

 

僕も楽譜欲しい~!
(正確には譜面台とにらめっこしている自分がかっこいいと思うから楽譜欲しい)

 

先生「やっくん!楽譜あったよ!最後のほうに載ってた!」

 

 

まじで!やったぁ!

 

 

ドーンコトットントット トコトコトントットット

 

 

馬鹿にしてんのか!

解説:え~この楽譜はフォルクローレの楽譜なんですが、フォルクローレってのはボンボという太鼓でリズムを取るのが中心のシンプルな音楽です。
だからドラム譜なんてものは無いです。

その日山崎の野には、しょっぱい太鼓が響いたと言われております。

(なんだそれ)