Moral Hazard!!

ドラマーが音楽やホームページやガラクタを作るよ。

自宅スタジオ製作!~第五章~

No Comment DIY,Music

はい、もう完成から1年くらい経過しているでしょうか!?
スタジオが出来るまでをドキュメント形式でお送りしていたはずのこのコーナーを、写真整理するまで忘れてました!ココまでの経過を完全に忘れているので、自分で過去のコーナーを読み返してから編集しております。

たしかスタジオ作ってて、壁が出来て、内装をはじめたんです。

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まずはコンクリートの素と砂、水を適量混ぜてコンクリートを作ります。
床はしっかり作らないとね!

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とはいえ工場なので床もなんか波型の変な床。
平らにするためにコンクリを盛ります。

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コンクリ畑の出来上がり。
これが乾くまでに数日待ちます。
ドラムが工具にまみれて悲惨なことになっております。

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固まったら今度は床の下に断熱材を敷きます。
寒いの嫌だから。

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部屋の隙間には鉄板溶接でフタをします。

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木を渡して断熱材を敷いた上にベニヤ板を二重においていきます。
これがまた重い!

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敷いたベニヤ板の上にボンドをぶち撒き、カーペットを敷いていきます。

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けして息子の不出来さに嘆いているわけではありません。
部屋の隅を接着しています。

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久しぶりに不審者が登場します。

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天井につけた凸凹埋め用のパテを削って平らにしていきます。
ずっと天井を向いての作業は地獄!

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天井が平らになったのでペンキを塗ります。

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これも辛い作業!
塗りすぎたら天井から落ちてくるし腕は痛いし腰は痛いしミケランジェロの天井画の大変さにびびる。
こっちは白一色ですが…。

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お次は壁。

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これは扉ですが、壁に電動釘打ち機で打ち込んでは棒で平らにならしての繰り返し。

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次は化粧板にオイルステインを塗ります。
なんか木がかっこよくなるの。

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オイルステインを塗った木を壁紙(壁にカーペットの荒業ですが)の隙間に貼り付ける。
ほら、部屋っぽい!

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扉も大迫力!(重い)

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さて、部屋がほぼ出来上がったので、親父のゴミ自慢のスピーカーを二階スタジオに運ぶ。
運ぶって重量300キロあるんですよ!
できるかぎりばらして、あとはクレーンで一気に運び込みました。

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この高音用のホーンも塗料を綺麗に塗りなおしてやったのに、「音が気にいらない」とかで使わないでやんの!
キー!

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ガワ(スピーカーの外の箱部分)を運び込みました。

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人間はこのサイズです。
作業着がなんとか神戸のスタッフTシャツ?いいえ、宣伝用にわざわざ着たんです。

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そして完成!

喜びのドラムを叩きまくる!

製作品目:マイスタジオ

製作期間:1年とちょっと(片づけを含めて)

製作費用:聞かないで

製作人数:ほぼ二人(搬出やら手伝ってもらった)

あとがき

まぁ防音という性質上、まだまだ完成とはいえませんし、素人が作っているものですから突っ込む部分も多いと思います。が、ひとまずドラムを叩けるスタジオという当初の目的を達成したので、ここで完結です。

方々から「スタジオ製作日記まだかよ!」と催促を頂きました、こんな馬鹿げた事に興味を持ってくださった皆さんにお礼申し上げます。
完成してよかった。

「言ってくれたら手伝ったのに!」

ありがたいです。
出来るまで誰にも言わなかったのは、有言不実行になるのが怖かったからです。
投げ出さずに何かを成し遂げるというのは自信につながります。
また何か、くだらないことを企んでみようと思います。

自宅スタジオ製作!~第四章~

No Comment DIY,Music

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つうわけで前回出てきたクレーンのレール。
この黄色いところの上をごっついクレーンが電車みたいに走っていくんですが、スタジオの中をクレーンが走り回っていたらそれなんてアミューズメントパーク?って事になりかねないので、クレーンを部屋の外で使うようにし、中では使用不可にしてしまいます。

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ペンキで綺麗に塗っていきます。
なんかちょっと船の中みたいでかっこいいですよね。

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全部塗ったらこんなかんじです。
壁の白いのがコンセントです。

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次に、レール(鉄)と壁(石膏ボード)の隙間をシリコンで埋めていきます。
部屋に一部の隙もなくすことで、中で練炭炊いたときにその効力が100%発揮されるからです。
(自殺ダメー!)

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このような大きな隙間には

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余った石膏ボードを同じ大きさに切り抜き、ボンドで接着、固まるまで万力で抑え固定します。

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レール部分の細かい穴には、

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同じ形の石膏ボードを切り抜き、

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ボンドで貼り付けその後レールとの境目をシリコンで固めます。

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こんな感じで完全密室殺人事件完成。アリ一匹、君一匹逃さない!

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入り口の壁を裏から見たところ。

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レール部分の壁を作るのが非常に困難。

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グラスウールを貼り、ボードを固定するための板をつけます。

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天井を作るために屋根裏に上っていたところ、鉄骨の間からこの倉庫を作ったときに大工が屋根裏に放置したと思われる缶ジュースの空き缶を発見。
ごっついスチール缶でメーカーは「弘乳舎コーヒー」。
聞いたことねぇ~!

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昔ながらのプルトップ缶(フタを取って飲むタイプ)数十年前のものだと思われる。

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だいぶ部屋らしくなってきました。
この頃は冬。11月くらいかな?
壁を作ったらストーブの効き目がぐんと上がって嬉しかったのを覚えています。

自宅スタジオ製作!~第惨章~

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とまぁそういうわけで、

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高所での作業もなれはじめたころが一番危ないですが、このころになると身体に変な湿疹が出来ても気にならなくなってきました。

この画像も左に回転させると

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キン肉ドライバーの特訓中みたいですね。

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さて、壁も天井近くまで貼りました。
部屋を作るときの困りごとの一つとして、
「建物内に備え付けられたクレーンが邪魔になる」
ということがありまして。
というのも、この建物内には天井近くにレール(電車みたいな)が架かっていて、そこを電動のクレーンが走っているのです。
このレールのせいで、

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石膏ボードを複雑に加工し、

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そのレールの出っ張り具合にあわせて貼っていかなくてはなりません。
これが非常に面倒くさい。

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そして部屋にコンセントをつけるための電気を引かねばなりません。
ちなみに電源の工事を行うには電気工事士の資格が必要です。
素人が勝手にやってはいけません。

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上からケーブルを下ろし、

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コンセント予定地に通します。この後コンセントの部品をつけます。
これでコンセントにシャーペンの芯を突っ込んで感電ごっこ出来ますね!
(やっちゃ駄目!絶対!)

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さて今まで採光していた窓ともお別れです。
外から見えないように窓を黒く塗りつぶし、その上に壁を作っていきます。

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資材も全然足りないので買い足しまくります。

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工場には200Vの動力が通っていて、触れたら即死だそうです。
洋物ギターアンプに直でつなぎたいですね。
親父の説明は
「握ったら手の筋が勝手にケーブル握りこんで離せなくなって即死するぞ。」
「あんときは死ぬかと思ったわ。」
なんか矛盾してます。(触ったんかい)

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なので、そのむき出しの200Vを絶縁すべく、ゴムチューブを切り、

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カバーしていきます。
これでドリフの爆発コントみたいな死に方しないですんだね!

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屋根裏にもグラスウールを敷きつめ、石膏ボードで挟み込みます。
連日40℃を越す天井で行われる作業は、ビリーズブートキャンプなんて比じゃない(と思う)

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暗い汚い高い狭い危ない、こんなところに幽閉だけはされたくないですね。

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天井と壁がじりじりと出来上がってきました。

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今度は入り口となる壁を作ります。基本的には一緒だけど、今までと違って何も無いところに壁を作るのに往生します。

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なんとか四方の壁が作られてきました。

自宅スタジオ製作!~第二章~

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というわけで壁がひと段落してきたら、今度は天井を作らないといけません。
高さ3mの支柱に鉄の梁を渡していって、落ちてこない丈夫な天井を。

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まず鉄工団地と呼ばれる近所の工業地帯に出向き、6mのCチャンと呼ばれるコの字型の鉄骨を20本弱買って、死ぬ思いで2階に上げます。
(もちろん後日トラックにて配送を頼みました。)

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鉄骨を切っていきます。
(写真で切っているのは梁を強化するための小さい鉄骨です。)

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梁を筋交いで補強します。

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縦に柱を立てて

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ダンボールが丈夫な理屈ですね。こんな感じで筋交いを作って丈夫な梁に変身します。

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アーク溶接後に出るスラグというゴミ?をケレンというハンマーみたいなもので取っていきます。

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鉄骨 on 鉄骨するためのパーツを作ります。

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鉄骨がさびないよう、アルミ入り銀色ペンキで表から裏から前から後ろから辱め、塗装します。

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縦に走らせる柱は丈夫さが必要なので、抱き合わせて強度を高めます。

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そして溶接→塗装のコンボで相手をマットに沈めます。

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鉄骨を組み合わせるためのパーツも付けます。

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このアホみたいに重い鉄骨を3mまで持ち上げるには滑車を組み合わせます。

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そして戦いは空へ移ります。
部屋(予定地)は横幅8mあるので、6mと2mの鉄骨をボルトでとめて溶接→塗装します。

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上が梁、そして縦横に鉄骨を走らせます。

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高所作業がマジで怖い。空から火花が降ってくる。
みんなは室内で溶接なんてしちゃ駄目だよ!

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さて、もともとある天井というか屋根ですが、建物がかなり古くなっているので穴が開いています。
これは雨漏り怖い。天井を作る前に片付けておかないといけません。

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ここで出てくるのがガラスクロスとポリエステル樹脂。
穴にガラスクロスを当ててポリエステル樹脂(鼻水みたいな液体)を塗りたくるとあ~ら不思議。
できたものがFRP(船などの材料に使われる硬い繊維強化プラスチック

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はい、よっぱらったおっさんがどっかの家の壁に立ちしょんべんしたみたいになりましたね。
乾いたらカチコチで水も通しません。

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だんだん物々しい雰囲気になってきました。

自宅スタジオ製作!~第一章~

No Comment DIY,Music

さて、ようやく準備が整ったので、屋根裏に部屋を作るための材料を買出しに行きます。

工場の壁はスレートというア・ラ・ポテトみたいなギザギザの壁が一枚あるだけ、しかも穴だらけ。
ここに新しく丈夫な壁を作って断熱(屋根裏は夏場45度を越えるから)そしてあわよくば防音したいな。と。

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天井の高さを3mというアホみたいな高さに設定したため、壁材の柱は3650mmというアホみたいな長さに。
コレを最終的に150本くらい買い込むんですけど…。

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壁は石膏ボード。1800×900mmのボードがもう死ぬほど重い。そしてでかくて持ちにくい。
これを2階まで運ぶのはマジで死ねる。夏場にこれを20枚30枚と運び上げるのは生き地獄だった。

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そして断熱材、グラスウール。凄く細いガラス繊維の塊なので、それが皮膚についたら痒くてたまりません。
これを米俵に見立てて肩に担ぎ、
「今年は不作じゃぁ…これだけの量で殿様は満足してくれるじゃろうか…」
一人年貢納めごっこしながら、つくづく大工さんって大変な仕事だと思った。

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購入先のホームセンターでトラックを借りる。
一度自分一人で買出しに出てトラックに荷物を載せて出発したら、外に出た途端タイヤがパンク。
ホームセンターの周りを一周して「すいません~パンクしてるんですけど~」と戻る羽目になった。
何ドライブやねん。
それから自分ではトラック運転しないことに決めた。

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さて、だいぶすっきりしたスタジオ予定地ですが、何故かジャガイモが。(趣味で農業やってます)
これから長い間、邪魔な腐ったジャガイモ、芽の出たジャガイモに悩まされることになる。
腹が立ったからスレート(工場の壁)にジャガイモこすり付けてやった。

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先ほどのグラスウール、袋を開けたら空気を吸ってがんがん膨らむ。
コレを手で触るととんでもなく痒くなるのだ。

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まずは床に木を寝かせて土台にし、その上に木の柱を立てる。

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こんな感じで壁一面に柱を立てていく。

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試しにグラスウールを貼ってみる。なかなかいい塩梅だ。

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柱を見れば分かると思うが、グラスウールは縦に二個分必要。
つまり後半は高所での地獄作業になるわけだ。

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柱をがんがん立てていく。木は反っているし、建物は古いからいがんでいる。
これでどうやって正確に垂直に立てるかと言うと…

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これ。このマシン。
BLACK&DECKERの垂直水平レーザー墨出し器。
これの真ん中がザクのモノアイ(目ん玉ね)みたいになっていて、

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レーザービーム照射!
これがいつ何時病める時も健やかなる時も貴女のそばで垂直を出し続けるので、間違いなく柱を立てていけます。

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ほかには電気ドリル。
やっぱりメジャーメーカーのはパワーが違う。

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そして狭いところ、電気が届かないところにはバッテリー式のドリル、そしてインパクトドライバー。
インパクトドライバーってのは先っぽがハンマーになっていて、ドライバーの先を叩き込むのでこれまた便利。

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グラスウールを壁の高さにあわせて切断。切断面からガラス繊維が飛散して悲惨。
手袋はゴム手袋でないと突き抜けちゃうからお掃除ママみたいなルックスになります。

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エアーコンプレッサーから出る圧縮空気を使ってネジをぶち込む自動連続ネジ打ち込み機。
電気とは格段差のパワーで、頭に向かって打ち込むと人が死にます。
嫌いなアイツに一撃!
(死なない人もいます)

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高所での作業(地上3m)は僕の仕事。
高い汚い臭い怖いの4重苦!

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ガッツがある日は夜を徹して作業します。

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一度上(天井予定地)にあがると泥だらけ。
これは全部工場備え付けのクレーンのレールに付いた錆。

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柱の上にがんがん石膏ボードを打ち込んで行きます。

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夜はなんだか幻想的な気分にすらなります。
多分シンナーとか空中を飛び交っているホコリとか変な薬品の効果です。
てきめん!

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だんだん壁が出来上がってまいりました。