Moral Hazard!!

ドラマーが音楽やホームページやガラクタを作るよ。

名はともかく実にドラムになる!

No Comment DIY,Music

はいど~も!
ごく一部の方々の熱い支持を受けて帰ってきましたよ!
ドラムマニアックス!
このコーナーは単に自分の自慰行為を延々と行うコーナーです。
あんまり面白くないよ。
まぁ元々このサイトがそんなに面白いわけでもないんだけどね。
しかも第一回で終わりそうなのが怖い。

~前回までのあらすじ~

特になし。

~あらすじ終わり~

てなわけで、きっかけは
「自作PCを作ろう!」
と思い立ったことから始まります。

でもよく考えたら僕ってドラマーなんですよね。本職。
いくらパソコンが好きだからって自作PCなんて作っている暇があったらドラムを作れ!ってなわけで、早速お金以外の自分のもてる全てを使ってドラムを完成させて見ましょう!
レッツ DIY!
まずはドラムに必要なもの。
ドラムってのはたくさんの楽器の集合体ですから、それを集めると膨大な数になり、またとんでもない金額がかかってしまいます。
ちなみに自分がほしいドラムセットを金に任せて買うと、100万を超えます。
恐ろしい…。
今回は自分のコネをフルに使いまくって出来るところまでやってみましょう。

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はい、というわけでまず必要なのはドラムセット本体。
いくつかの太鼓からなるこれを某所からかっぱらってきました。手に入れてきました。

いや、通報しないでくださいね?
ちゃんと某筋から平和的に譲ってもらってきたものです。
決してどこかのスタジオから盗んできたとかではありません。
僕の目を見て。濁ってないから。

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よく見たら馬鹿でも気づきますね、太鼓に皮(以下ヘッド)が張っていない。
ちっ、早速出費か…とぼやきながら、私は街へと車を走らせます。

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僕「あの~サイズ計ってきたんですけど~」

ドラムの口径が分からないとヘッドを買えないので、メジャーで計って楽器屋さんへ。
そう、楽器というものは、大体サイズが「インチ」で売られている。
もちろん私はセンチで持っていってなんとなく恥ずかしかった。
(イケテル度 センチ<インチ)

そしてヘッドを揃えたのですが、こんなプラッチック (プラスティックが言えないおじいちゃん語)の薄皮が全部で1万円もしたことに驚きだよね。
この時点で今月のお小遣い警報発令。

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そしてドラムの胴(以下シェル)のほこりを落としてヘッドを乗せてみる。
うん、まるでドラムだね。 これ。

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譲ってもらったドラムはかなり激しく使い込まれており、ボロボロでした。
そんな廃棄を待つばかりのドラムに込める一握りの愛。
皮を張るためのネジも錆びてボロボロ。
かなりのメンテナンスを施さないと使い物になりません。

そんなメンテナンスが出来る場所…。
そう、この写真の現場は我が親父様の会社であります。
電子工業を営んでいる我が父上の研究室ならば、たいていのアイテムは揃っています。(天空の剣とか、アルテマウエポンとか。)
いやぁ~、理系の親の家に生まれてきてよかった。
(ちなみにお金はありません。)

上記の写真はネジにグリス(潤滑剤)を塗っているところ。
親父「モリブデン入りのグリスだからいいぞ、これ。」
だそうですが、 なんのことやら。

聞いたところによると、なんでもこの潤滑油にはモリブデンという鉱物が入っており、普通のグリスよりもいいらしい。(ドラムに向いてるかはまた別問題だが)
まさかいないと思うけど、モリブデンが具体的にどんな効果を果たしているの?って興味がある奇特な人はこちら

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つうか俺自身、モリブデンなんて名前、「風の又三郎」に一瞬出てきたことくらいしか覚えていない。確か又三郎の親父がモリブデンの鉱床を掘っていたような記憶がある…。うろ覚えだけど。
そしてフロアタム(地面に置くタム、16インチ)が完成。
あまりの凛々しい姿に惚れそうになった。危ない。
おいらはそんなに軽い女じゃないもんね!
(女ですらない)

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次に太鼓の上に乗っている太鼓(説明あってるかな?)、タムタム。
これは12インチ。
親父「これはひどいな。太鼓を支える腕の部分のネジがユルユルだ。」
なんか知らん間にドラムいじってんの。親父。
なんでも太鼓を固定するホルダーのネジが限界まで緩んでいたらしい。

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この内側の部分で下の太鼓から伸びている腕を固定するのだが、ここのネジが緩んでいたんだと。

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よく見ないと分からないけど、
てきぱきとネジの付け根になにかを塗りつける親父。
ネジが緩むのを抑える液体らしい。
俺、出番無し。

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そして各金属を受ける部分に同じようにゆるみ止めを塗り、
ネジをキッチリ締める。
こうやって太鼓をひっくり返して辱めることで、ネジの締まりもよくなる。
(嘘です)

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足をつけたり、汚れを取ったり。
あれ、気づいたら俺、写真撮ってるだけだ。

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そして足で叩く部分、バスドラム(22インチ)のヘッドを張り出す。
ごくごくノーマルなサイズの太鼓だ。
ようやく自分の出番になって、嬉々としてヘッドを張り出す僕。

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皮張り完了。まずはここまでやれた自分のガッツに乾杯。
(レモンティーの缶ジュースで)

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シンバルを上下でぱちゃぱちゃやる楽器、ハイハット。
この伝説の武器のうち、シンバル自体は持っていたが、そのシンバルを上下にぱちゃぱちゃやる胴体を持っていなかったので、この際とばかりに購入。
セール商品に割引券を使って1万4千円くらいでGet。
今月は外食禁止になる。

5

そしてスネアドラム(小太鼓)には以前ヤフーオークションで競り落としたラディックの不朽の名作、LM402。スタンダードはやっぱいいね。

3

そしてついに完成!
親父「太鼓の傷をヤスリがけして、シリコンを塗りこんで磨けばちゃんときれいにな…」
それはまた今度。
今はこの幸せに浸るときだ。

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ハイハット以外のシンバルが無いけど、そこはご愛嬌。
そのうちそろえるさ。
(正確に言うとシンバルはあるけどそれを乗っけるスタンドがない)

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どこから見てもドラムセットじゃないですか!
さぁ、せっかく出来たことだし、これを肴に一杯やるか!

(ドラムマニアックス、死闘編、終了。)

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今日はお前の出番はなし。