Moral Hazard!!

ドラマーが音楽やホームページやガラクタを作るよ。

音源入稿

3 Comments Music,,

あーあ、うちの犬もこれくらい可愛かったらなぁ~・・。

こんばんは、わざわざトイレへの通路に敷物を移動させてまで人の邪魔をするうちの犬の神経が分かりません。
やっちんです。

さて、後輩の音源の製作→納品も終えてひと段落、パソコンもそろそろガタが来ているので大好きなパソコンのお掃除をしていたのですが、

「後輩の音源間違って消してしまった。」

やばい。
一応マスタリングという最終工程を経たマスターCDを渡したのだけれど、プレス段階(商品となるCDの印刷ね)で何か問題が起こって差し戻されたら、もう作れないかも・・・。
(通常レコーディングスタジオでは半年くらいレコーディングデータは保存します、もしくはクライアントのハードディスクに渡します)

やっべぇぇぇぇ!と激烈あせったら、消えたのは前作のデータだった。(それもあかんけど)
いらんことはしないが吉ですね。

ちなみにマスター用のCDは一枚400円弱と結構高価なのですが、その分、CDを焼く面にカバーのシールが貼られてたりするんです。

(裏面。このシールをはがして使う)

これをマスターCDを作るためだけに買ったPlexsterのCDRライター(CD焼く機械)に入れたところ、認識しない。

「ん!このCDRライターとPCとの相性が悪いかな?OS変えたからなぁー!ドライバ再インストールして・・・なんやかんや・・・」

10分ぐらい格闘した後、シールはがすの忘れてたことに気づく。
そういえば前作の時も同じミスをした。

大体こういうときは、機械がどうこうより自分の馬鹿さを疑ったほうが早いと最近気づいた。

そしてジャケットデータを納品する前に、完成品を想定してモックアップ?サンプル?を作る。
後輩が。

実際にCDプレス工場では時給750円のパートのオバちゃんが、一枚一枚丁寧に手作りで作っています。
熟練のパートさんのみなしえる技術、CDプレス。

そうして作られたCDが、各店舗に並ぶのです。

嘘です。

完成。
デザインに問題がなさそうだったので、入稿します。
最近はインディーズ御用達のCDプレス屋さんも、データ納品が可能になり、ずいぶん敷居が低くなりました。
僕は一昨年無駄に高価なCD-Rライターを買ってしまったので悔しくてやりません(出来ません)が、音源はDDPというデータで納品できるし、ジャケットデータもイラストレーターで納品可能。
スゴイ時代ですね。

裏ジャケ。

(魚だけに)

フラットよりシャープって言われたい

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こんばんは、ガラスに付いた指紋を見つけると、つい同じ指を重ねてしまうお前!
家に帰ったら手を洗うこと。
やっちんです。

さて、お知らせです。

後輩、今村モータースKANSAI LOVERSという一大イベントに出演するのをパーカッションでサポートする予定。
かなりパーカッション叩いてないので手が痛いですが、今から練習しておきます。
声をかけて貰えるうちが、鼻。華。

そして現在だらだらと製作中の今村モータース音源、今回は僕の次に男前なベーシストがお目見え。
namidacoat
の何某です。

レコーディングでベース弾いてくれ!と頼んだくせに、レコーディングそのものよりも、動画を撮る事に夢中になりすぎて、裂いてもらった時間のうち7割を動画、3割をレコーディングに使ってしまうという愚行を犯す僕。
しかも練習しながら録画したもんだから、ライティングやらフォーカスやらが滅茶苦茶。

以下、Youtube版(低音質)

携帯の方は以下から。

http://www.m.youtube.com/watch?v=1YCANMshgcg

以下は高音質版。(PCのみ、重いよ)

http://sound.moralhazard.jp/feel.php

またいつか動画を撮るときのために

・部屋の照明、ライティングに注意しろ
・自分の後ろにマイクを立てたら、ドラムは録音できないぞ。(映像を見ると僕の後ろにマイクがありますが、体がモロに邪魔しているので明らかに片方の音量が小さいです)
・カメラはフォーカスもISOも全部マニュアルにしろ。
・カメラを蹴るな。
・髪の毛なんとかしろ

と、メモしておく。

ちなみに今日のタイトルは、この日レコーディング中に産まれた名言オブ名言です。
「普通より少しアゲ気味」という意味で取ってもらえればよろし。

あのよろし。

自作マイク「パナ改・改」を使った演奏(後編)

5 Comments Music

こんにちは、チワワはアステカ文明では食用犬でした、やっちんです。

さて、昨晩youtubeにアップロードして満足して帰ったはいいものの、帰って聞いてみると音質の劣化がえげつない。
つか演奏者の顔のむかつきもあいまってまともに聞けない。

現在youtubeではHD動画に対応しており、閲覧者の環境によってノーマル品質か高画質かを選択することが出来る。

が、これは画像の話で、動画をアップロードする際に、サイズの大きい動画をUPするとyoutub側で再エンコード(サイズを小さく変換)される。
そもそもyoutubeは2GBまでUP可能とかいてあるが、光回線でもギガバイトクラスのものをUPしようとすると一日がかりになるだろうから現実的じゃない。
加えてそれが結局youtube側で再エンコードされるのだから悲惨。

で、出来るだけ高音質で聞けるように色々設定を変えてUPしてみたのだが・・・。

http://www.youtube.com/watch?v=C9VJekb_Hz0

上は最初にUPした動画。
高音がつぶれて悲惨なことになっている。
特に声が酷い。少し声を張ると割れている。

http://www.youtube.com/watch?v=muqOWAMTmzA

次にf4vにこちらでエンコードしてUP。
f4vはflvと同じようなものかと思っていたが、キューポイントが打てるH.264形式ということ。
flvファイルと違って結局youtube側でエンコードされ、悲惨なことになった。

http://www.youtube.com/watch?v=860gNqUZ8CI

youtubeで使われているのはflv形式なので、flvのオーディオ320bpsでエンコードしたものをUPする。
やっぱり再エンコードされてる。
どうやらエンコードされないようにUPするには、映像と音声で340 kbpsあたりまでという制限があるらしい。

もうめんどくせぇ!やってられるか!
ということで、結局自分でサブドメイン「sound.moralhazard.jp」を作ってflvファイルをそのままUPした。

こちら↓

http://sound.moralhazard.jp/amayadori.php

これでなんとか聞けるようになった。(問題は解決してないが)

flvのサイズが30MBほどになったので、PCが貧弱な方は諦めて頂く!

ほな、また。

自作マイク「パナ改・改」を使った演奏(前編)

No Comment Music,駄日記

こんばんは、皆さんのアポクリン汗腺は活発でしょうか?
やっちんです。

最近このサイトで全然音楽ネタをやる暇が無かったのですが、このほどようやく少し時間がとれましたので、後輩を伴ってお送りいたします。

「パナ改」

というものがありまして。

音響マニアの間では、パナソニックマイク(の中身)を使った安価で高品質なマイクを自作するのが流行だそうです。
このマイクユニットは元々高品質マイクの中身にも使われているWM-61Aというパーツで、Siegfried Linkwitzというイカしたおっちゃんが考案したものだそうです。

だそうですだそうですといっているのは、今回このパナ改・改の製作には僕は携わっておりません。
例によってうちの親父が、このパナ改にP-してP-して改造したものを使ってみてくれと持ってきたので試したところ、案外良かったのでそれを使ったネタをやるというだけです。
パナ改を詳しく知りたい人は普通にググればいくらでも回路は載っています。

今回は(内緒)のショックアブソーバーを使って作ったギターのピックアップマイク、そしてボーカル用に一本、ジャンベの膨らむ低音に一本、ボンゴの中高音用マイク、の合計4本のパナ改・改で録音してみました。

補正めんどくさ
補正満載の現代ポップスにファック!
勇気のノーピッチ補正ノーリズム補正一発録音の息の合わなさをご堪能ください。
後半、画像を「乱して」おりますが、ご了承ください。

音質はyoutubeなので悪いです。高音質で聞きたい方はこちら↓

http://sound.moralhazard.jp/

ちなみにメインの引き画面が同時録画なのですが、マイクが無指向性なので、頭を振りながら歌っても結構歌は録れています。
ただやっぱり被りの音も凄いので、次はギターのサウンドホールから15センチ離れた真上にセッティングできるアタッチメントと、指向性版マイクが作れたら。

あと歌詞に「散らかった部屋」とあるから散らかしてるだけで、普段はちゃんと綺麗です!

(ボディから旋盤で削りだしの逸品)

バンブースティック自作。

3 Comments DIY,Music,,

明日はライブ!

久しぶりに人前でドラムを叩く!
それもアコースティックギターの後ろで叩くからあまり大音量で叩いても駄目!
(前回それで怒られた)
でも元気よく叩きたい!

そんな問題を解決するのが、竹ひごを使ったドラムスティック。
各種ドラムメーカーから「バンブースティック」「マルチロッド」「ホットロッド」などという名称で、竹ひごを集めたスティックが売られている。
普通のスティックと違って、細い竹ひごの集合体なので、しなり、ボリュームが押さえられる。

しかし、高い。1セット3000円からがザラ。

竹ひごということは、結構もろい。
つまりスティックよりも消耗品(同じ頻度で使うなら)なので、かなり財政を圧迫する。

なら、作る。

まずすだれを買ってくる。

100円ショップなどで竹ひごは売っているが、かなり細いのと、スティックの厚みを出そうと思うと結構数を買わないといけないから、結局高くつく。
ちなみにすだれはホームセンターで1980円程度。
沢山スティックを作るならこちら。

結構しっかり作られているスグレモノのすだれだが、これをバラす。

心の中でごめんなさい、ごめんなさい、いい仕事してるのにごめんなさい、夏用にもう一つ買うから許してください・・・と必死に祈りながら、糸を解いてい く。

最初だけはボンドでとめてあるが、途中からは簡単にバラバラになる。

あれ、思ってたより量が多い・・・。というか半端なく多い・・・。(1本2メートルくらい)
現実を見ないようにしながら、次の作業へ進む。

スティックの長さに切り、ギターのリペアなどに使われる「タイトボンド」で、握りの部分を固める。
握りがしっかりしていないと、グリップしづらい。

釣り道具屋で買ってきた収縮チューブ(熱で縮むチューブ)を通し、ストーブにかざす。
すると見る見るチューブが縮んで、竹ひごがまとまる。
ちなみにもうじき5月だ。正直暑い。

完成!
これで明日はバリバリとドラムを叩くぞ!

・・・8本ほどバンブースティックを作ったのだが、脇にはまだ100本分以上の竹が残ってる・・・。
これどうしよう・・・。