Moral Hazard!!

ドラマーが音楽やホームページやガラクタを作るよ。

充実野菜

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あほが!

 

こんばんわ、冒頭からいきなりの罵倒で先制攻撃。
これで快感を覚えた豚野郎は俺んとこ来い。かわいがってやるぜ。

やっちんです。

さて、ライブの思い出2日目は米子ベリエでした。
何度訪れても「鳥取県」である米子を「島根県」と間違ってしまうわけですけど、僕は元気です。

全国いろいろ回ってますが、その中でも有数のシャッター街を有し、日が暮れてからはあまりの人のいなさと灯りのともってなさに
「ここは日本か・・・?」
と不安になる場所ですが、どっこいライブが始まったらどこからともなく現れる若者たちがすげぇあったかい、すごくいい街です。

この日は出番が夜11時くらい、ライブイベント終了時は日が変わっていた、そして打ち上げは夜中2時過ぎから海岸でバーベキューという異常スケジュールでしたが、全力で楽しんできました。
やっぱ米子いいぜ!企画者某氏、お疲れ!

つうわけで全身に蕁麻疹が広がってきたので、また気が向いたら更新します。

自宅スタジオ製作!~第零章~

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「スタジオ作ればええやん」

きっかけは、当時バンドで使っていたスタジオ店長の言葉だ。

僕らが練習で使っていたのは、神戸三宮にある部屋が二つしかない小さなスタジオで、大学を出て部室を使えなくなった(卒業して暫くは後輩に迷惑な先輩として部室使っていたが)僕らは、昼夜問わずそこを利用していた。
スタジオ店長はご多分に漏れず古いロックが好きで、よく店のテレビはThe Whoやローリングストーンズのビデオが流しっぱなしになっていた。

僕はどちらかというとセンスや感情などという言葉が嫌いで、

「なぜ、そうなのか」
「どうしてこうなるのか」

にはきちんとした理由と理論がないと納得出来ないタチで、(そのくせドラムスタイルは感情に任せて叩くという難物なのだが)そのため「分かる人」「説明できる人」を妄信的に崇拝する。
そして当時Cubaseという音楽制作ソフトを買ったばかりの僕は、Pro Tools全盛の時代にCubaseを使っているスタジオ店長から、バンドの休憩時間や個人練習の合間に色々教えてもらうのがとても楽しみだった。

スタジオは結構狭くて、ドラムを全力で叩くと他メンバーから「シンバルがうるさい」と苦情が来る。
加えておそらく自分の耳も将来的に心配なので、ミュート(シンバルにガムテープなどを張って消音する)する。
そして練習するたびに

「Bさん(店長)すみません、ガムテープ貸してください!」

と店長にガムテープを借りまくっていた。
実際に僕がガムテープを使う量は半端なく、正直僕一人でほとんどのガムテープを消費していたにも関わらず、Bさんはいやな顔一つせずに「ほいほい」とも「はいはい」ともつかない返事で、黒いガムテープを貸してくれた。

ある時、個人練習でドラムを叩いていた日、

「ドラムって損ですよね~。練習するのがまず大変なんて他の楽器に比べたら凄くハンデですよ」

僕は当たり前の不満を店長にぶつけていた。
実際どこのバンドでも「ドラマーが脱退」というのは一番多いと思うし、一番聞く。

「なんでドラマーはよく脱退するのですか?あのバンド好きだったのに」

とか質問されることがあるが、僕もドラマーなので困った顔しか出来ない。

話がそれた。

「最近後輩から古いドラムセットを安く売ってもらって、ミニキットを作ってみたんですよ。親父の会社の倉庫に寝てますわ。」

相変わらずどうでも良い事をくっちゃべっている僕に店長が言う。

「じゃあスタジオ作ったらええやん。そんな完全なものじゃなくても、ドラム叩ければいいわけやし。」

そうか、無ければ作るか…それを聞いてさっそく親父に相談する。
実際にスタジオを自作する事は可能なのか?

「作れ。」

意外にも親父はノリノリで、作業工程も金額も労力も考えないまま、僕は工場二階の倉庫を整理始めた。

数ヵ月後、荷物の山だった倉庫に何とかドラムセットが置けるようになり、シンバルや太鼓に布を巻きつけて消音しながらドラムを叩くことが出来るようになった。

何の空調も無い倉庫は暑さと湿気と埃で悲惨な状況だったが、ドラムを叩くという快感はその全てを帳消しにしてしまう。
汗だくになりながら音がならない自分のドラムに酔った。

そうやってひと段落したある夜、ギターのアキヒロから電話がかかってくる。

アキヒロ「Bさんが亡くなりました。」

??

余りにも突然の電話に訳が分からないながらも、こういう時は何故か冷静。
事情と御通夜などはどうなるのかを聞く。

「僕も~~から聞いた話なんですけど、御通夜は実家が~~県なので、そちらでするようです。スタジオはオーナー?が開放してくれているらしくて、縁のある人は明日の晩、スタジオで別れを惜しんだりするそうです。」

「ほな明日ちょっといこか。」

あまり現実味を感じないまま、次の日の夜、スタジオ前でアキヒロと待ち合わせる。
スタジオに足を踏み入れると、知っている人も知らない人も、怖い人も年下も、私服も喪服も色んなジャンルの人が集まってダベっていた。

普段のスタジオにあるまじき人口密度の高さに居心地の悪さを感じながら、そこでバイトをしていた某さんを見つけて事情を聞く。
刺青バリバリのおっかない見た目なのだが気さくな人で、飄々と事の顛末を語る。

「そこで亡くなってたらしいから、みんな缶コーヒーとか花とか供えてるけどな。ちょっと手合わせていってやってくれるか?」

言われたとおりに手を合わせ、スタジオを見て回る。
おそらくスタジオはもう閉店になるだろうし、われながらどうかしているが、Bさんと話していたスタジオの防音材の貼り方を見ていたかったこともある。

「まぁ後日どっかのバンドから連絡あると思うけど、遺品っていうか、音楽的なものについては親類方の好意で形見分けされるかもしれんからな。」

某さんに言われ、別にいるもんないわ…とか思いながら帰る直前、ふと思い出した。

「あ、某さん、ガムテープ、もらっていっていいっすか?他は結構ですので。」

某さんは理解に困る顔をしながら、

「?それくらいやったら今持って行っても構わんやろ。(ミキシングルームに入って)ほれ、これでええんか?」

「ありがとうございます」

正直Bさんが亡くなったのが何月だったかさえ、覚えていない。

僕がアノ人と交わした言葉で一番印象に残っているのが

「ガムテープ貸して下さい。」

「ほいほい。」

であり、使うのが供養かな?と勝手に考えつつ、もらったくせに部屋に置きっぱなしのためなかなか減らないガムテープを見るたびに、なんだか間抜けていて良いなぁと不謹慎ながらも思ってしまうのだ。

そして僕はスタジオを作った。

名古屋アポロシアター

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今日の豆知識

水とりぞうさんで集めた水を植物に与えると、枯れる。

こんにちわ、9月6日は名古屋でライブしてました。やっちんです。

なんかすげぇ台風が来てるという情報の中、名古屋まで発進。
当日の服装は、9月になってるにもかかわらず、「半そで、半ズボン、リュックにビーチサンダル」という、見に来てくれる人に申し訳ないほどのやる気のなさで、名古屋到着。

いや、言い訳をさせてもらうとですね、移動の車内ってすげぇ暑いんですよ。
特にこの季節、高速サービスエリアで休憩を取った後車に乗り込むと、あまりの暑さに液漏れする。体のいろんなとこから。
加えて台風でしょ?びしょびしょになること必至だから、もう着衣面積をできるだけ少なくしておこうかと。
文句があるなら次から裸で登場します。

初めての会場でしたが、非常に楽しくライブ出来ました。
最近名古屋いいですね。何が?って聞かれても困るけど。みんなが?いいのかな?

残念ながら台風のせいで、特に関東の方でライブにこれなかった、至近距離で慰めて!って声も聞かれましたが、ほんと残念です。慰められないのが。また今度、一緒に楽しみましょう。

余談ですが、この旅は何とかノートにすげぇ世話になった。
行きも帰りも道をナビゲートしてくれたり、僕が三日連続でカレー食べておなか壊したら、ドラムのゆうちゃんが薬くれたり。
異性だったら堕ちてた。危なかった。

それでは、旅に出てて更新が遅れているので、本日中に、また。

(ちなみに実家の台所に行ったら、カレーが用意されていた。)

出立

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こんにちわ、やっちんです。
今からライブしに行ってきます!

 名古屋
9月7日 米子
9月8日
9月9日 涅槃

にてお待ちしております。

(ジョークだから!9日はついてくるなよ!というか先に逝くなよ!)

自宅スタジオ製作!~第五章~

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はい、もう完成から1年くらい経過しているでしょうか!?
スタジオが出来るまでをドキュメント形式でお送りしていたはずのこのコーナーを、写真整理するまで忘れてました!ココまでの経過を完全に忘れているので、自分で過去のコーナーを読み返してから編集しております。

たしかスタジオ作ってて、壁が出来て、内装をはじめたんです。

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まずはコンクリートの素と砂、水を適量混ぜてコンクリートを作ります。
床はしっかり作らないとね!

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とはいえ工場なので床もなんか波型の変な床。
平らにするためにコンクリを盛ります。

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コンクリ畑の出来上がり。
これが乾くまでに数日待ちます。
ドラムが工具にまみれて悲惨なことになっております。

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固まったら今度は床の下に断熱材を敷きます。
寒いの嫌だから。

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部屋の隙間には鉄板溶接でフタをします。

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木を渡して断熱材を敷いた上にベニヤ板を二重においていきます。
これがまた重い!

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敷いたベニヤ板の上にボンドをぶち撒き、カーペットを敷いていきます。

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けして息子の不出来さに嘆いているわけではありません。
部屋の隅を接着しています。

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久しぶりに不審者が登場します。

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天井につけた凸凹埋め用のパテを削って平らにしていきます。
ずっと天井を向いての作業は地獄!

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天井が平らになったのでペンキを塗ります。

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これも辛い作業!
塗りすぎたら天井から落ちてくるし腕は痛いし腰は痛いしミケランジェロの天井画の大変さにびびる。
こっちは白一色ですが…。

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お次は壁。

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これは扉ですが、壁に電動釘打ち機で打ち込んでは棒で平らにならしての繰り返し。

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次は化粧板にオイルステインを塗ります。
なんか木がかっこよくなるの。

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オイルステインを塗った木を壁紙(壁にカーペットの荒業ですが)の隙間に貼り付ける。
ほら、部屋っぽい!

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扉も大迫力!(重い)

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さて、部屋がほぼ出来上がったので、親父のゴミ自慢のスピーカーを二階スタジオに運ぶ。
運ぶって重量300キロあるんですよ!
できるかぎりばらして、あとはクレーンで一気に運び込みました。

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この高音用のホーンも塗料を綺麗に塗りなおしてやったのに、「音が気にいらない」とかで使わないでやんの!
キー!

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ガワ(スピーカーの外の箱部分)を運び込みました。

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人間はこのサイズです。
作業着がなんとか神戸のスタッフTシャツ?いいえ、宣伝用にわざわざ着たんです。

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そして完成!

喜びのドラムを叩きまくる!

製作品目:マイスタジオ

製作期間:1年とちょっと(片づけを含めて)

製作費用:聞かないで

製作人数:ほぼ二人(搬出やら手伝ってもらった)

あとがき

まぁ防音という性質上、まだまだ完成とはいえませんし、素人が作っているものですから突っ込む部分も多いと思います。が、ひとまずドラムを叩けるスタジオという当初の目的を達成したので、ここで完結です。

方々から「スタジオ製作日記まだかよ!」と催促を頂きました、こんな馬鹿げた事に興味を持ってくださった皆さんにお礼申し上げます。
完成してよかった。

「言ってくれたら手伝ったのに!」

ありがたいです。
出来るまで誰にも言わなかったのは、有言不実行になるのが怖かったからです。
投げ出さずに何かを成し遂げるというのは自信につながります。
また何か、くだらないことを企んでみようと思います。