こんにちわ、ウ○コ踏みました、やっちんです。
えぇ、ストレートに攻めてみましたが。
もうほんと、こんな事書かなかったら良いんですよ。
「下品」とか言われないし。
でもね。なんかもう、ツアーで毎日起こる尋常じゃない出来事にもう耐えられない。
自分が徐々に狂って来ているのが分かる。
では一昨日の出来事行ってみましょう。
えー、名古屋で僕らが滞在してたのは、よく言えばダウンタウン、悪く言えば(検閲削除)な街でして、そこに住めば人間経験値がグーンと上がること間違いなしなのですが。
勿論上流階級の僕はそこが余り好きではないです。
夜になると道を歩いている人の六割が一般人ではなく、だらしなく開けられた雑居ビルの窓からはカラオケのデュエットが流れ、道には片言の日本語で客引をする国籍不明のお姉さん、道はチンビラが肩で風を切って歩く…そんな街では僕は完全に草食動物。早めに旅で疲れた汗を流すために銭湯に向かいます。
番台にて安めの料金を支払い、脱衣所へ。
僕は煙草を吸っているメンバーを避け、手前のコインロッカーの前でその悩ましくも艶やかな肢体を徐々に露にしていきます。
ところで皆さん、ウ○コはどこでするか知ってますか?
そう、トイレです。
脱衣所は服を脱ぐ所。靴下を脱ごうとした時時、僕は足元にぶどう大の違和感があることに気付きました。
靴下を脱ぐために足を上げる→バランスをくずして足を下ろす→足に踏んだら潰れそうな何かの違和感→足を上げる
不幸な事に、普段眼鏡の僕はその時裸眼。
眼鏡を取ったのび太の目、つまり「3」みたいな目で目を凝らして地面を見ていると、我がバンドのベーシストM氏が声高に叫ぶ。
「それウ○コちゃうん!?」
その瞬間、僕は銭湯中の耳目を集めるアイドル。
またまた、お戯れを…ホンマや!
パニックに陥った僕は慌てて靴下を脱いで右手で丸めて左手でゴミ箱へ全力投球。その様子はまるで伝説の隻腕投手、ジム・アボット。
「最悪やぁー!」
そう叫びながら他所で残りの服を脱いでいる僕を哀れむ、周りの知らないおっちゃん達の声。
「ウン(運)が付いたと思って!」
「今日一日良い日になるよ!(午前一時頃だった)」
やかましわい!
心の中で思いながらも、ハッテンバ(ゲイが出会うスポット。間違えても検索とかかけちゃ駄目だ!)としても有名なこの街では、そんなおっちゃん達の優しい慰めが逆に怖かった。
そして人間経験値をまた獲得しながら水戸へ向かうのでした。
(毎日何かが起こります)